こんにちは。河野真杞です。 今日は、私の2016年の一大目標である『本の出版』の夢が叶ったご報告をさせていただきます!
◆タイトルは『子どものやる気を引きだす親 うばう親』
今まで企業のマーケティング・コンサルティングで活用されていました統計心理分析ツールi-colorを『個人対個人のコミュニケーション改善』に活用した本です。
今回のテーマは、一生切る事のできない『親と子ども』の関係性についてですが、人を入れ替えて読めば
『上司と部下・彼氏と彼女・先生と生徒・あなたがどうしても理解できない人とあなた』など、全ての関係性に対応できる内容になっています。
どうにも気になるお相手も、一旦感情をOFFにして相手の価値観やこだわりポイントを客観的に見つめると、不思議と怒りやイライラの感情は消え、相手を理解しようと思えるものです。
私はi-colorを学んでから「どうしてあの人はこんな事をするんだろう!」とイライラする事が本当になくなりました。特にわが子(次女)に対しては、彼女を理解するための処方箋になったのです。
◆ツーカーの長女と、全く価値観の違う次女
私には2人の娘がいます。長女は何事もポジティブに捉え、目標に向けて1人でも頑張れる【独立タイプ(i-colorオレンジ)】。外でも家にいる時と同じように素で行動しています。自分の考えを通したい頑固な面も持っています。そして私も同じ【独立タイプ(i-colorオレンジ)】。何を話してもお互いの話がすんなり受け入れられる、いわゆるツーカーでノンストレスな母娘関係でした。
それに対して次女は、学校では皆に気配りのできる心優しい【共感タイプ(i-colorオリーブ)】。外で頑張っている分、家に帰ると気遣いスイッチがOFFになり、ストレスを吐き出してトゲトゲした毒舌キャラに変貌します。i-colorを通して、次女(共感タイプ)にありがちな『家と外での態度の違い』に気づくまでは、家族全員が彼女を誤解していました。なぜなら、家族は「家での次女の姿」しか見ていないからです。
「どうしてあんなにトゲトゲした口調で話すんだろう?」
「あの態度じゃ、学校でも友達を傷つけているのではないか?」
「いつか友達がいなくなって仲間はずれになるのではないか?」
と予測し、その態度を無理に直そうとしていたのです。
次女の立場になって考えてみれば、最悪だった事でしょう。外で気を遣って過ごし、やっと家に帰ってほっとしたいのに、家族からは態度を注意されて煙たがられる…。これでは、彼女の心安らげる場はなくなるところでした。
次女自身にとっても、i-colorは家族に自分のホンネを気づいてもらえる救世主のツールだったのです。
今は反抗期も加わり、イライラ絶頂時にはかなりのブラックキャラになっていますが(笑)、家族は皆「あ~今日は学校でかなり無理してたみたいね~」と受け止め、半分スルーしながらも、次女に好きなだけ毒を吐かせています。これが彼女なりのストレス発散法なのです。
◆親子事例の掲載数は39事例!
本の話に戻りましょう。この本では、i-colorを下記3つの志向タイプに大きく分けています。
① 人を気遣える優しさのある【共感タイプ】
② わが道を1人で進んでいきたい【独立タイプ】
③ 気分やその場の雰囲気に合わせる【直感タイプ】
そして、親3タイプ× 子ども3タイプ = 9つの親子パターン(組み合わせ)毎に、様々な親子事例をご紹介し、その解説&対策を中心にまとめました。
親子事例には、有名アスリートやタレント親子の事例も散りばめています。事例の数は39個!
きっと、いずれかの事例に自分とわが子の関係性に近しいものを見つけられるでしょう。
◆この本の活用法
あなたとお子さんは、9つのうちどの組み合わせでしょうか?また、あなたとどうにも理解できないお相手は、どのパターンだったでしょうか?
この本があれば、様々な人との関係性を客観的視点でチェックできます。 家族皆でそれぞれの関係性を調べると 「そうそう。私は本心はこういう気持ちなのよ、わかってる?」
「だからあなたはこういう態度を取ったんだ~。理解できていなくてごめんね」
などなど、家族で話し合い、ホンネに気づき合う時間が持てるのではないでしょうか。
また、長年敬遠していた親のホンネに気づき、苦手だった親を理解できるきっかけになるかもしれません。
指導者の方は、数多くの生徒や選手達の志向タイプを知る事で、理解し切れなかった生徒の真意に気づけるでしょう。
使い方は人それぞれ。是非『相手のホンネ検索本』として様々なコミュニケーションシーンでご活用くださいね。
9月17日から書店にて販売開始ですが、Amazon予約は既にスタートしております。是非、皆さんにもご一読いただけますと幸いです♡