フィギュアスケートで羽生結弦選手がまたもや快挙を成し遂げてくれました。
シーズンベスト6が揃ったグランプリシリーズにてショート・フリー共に世界最高得点を叩き出しダントツの成績での優勝です!
今回は羽生選手の凄さを知るべく、彼の考え方で見習うべき点を4つまとめてみました。
☆凄さその1:失敗やプレッシャーをも楽しむチャレンジ精神
彼の発した数々の語録の中で最も多く聞かれるのが「プレッシャー大好き!」というチャレンジ精神を見せた言葉です。メンタルが影響しやすいフィギュアスケートという競技において、様々なプレッシャーを快感だと思えてしまう精神力はひじょうに大きな強みでしょう。
「プレッシャーを感じても乗り越える事ができれば自分が強くなれる」
「逆境や自分の弱さが見えたときが好きです」
「4回転を2種類飛べるライバル(フェルナンデス)から毎日重圧を受けたらどれだけ変われるのだろうという思いが僕をトロントに突き動かした」
「ケガのトラブルだっていいきっかけになるんです」
と、彼ならではの発言が数多く聞かれます。
☆凄さその2:有言実行できる強靭な精神力
彼の発言で次に多いのが、自分を敢えて追い込むような発言です。
「カナダ大会で1位になったパトリック・チャン選手が2位の僕に「おめでとう」と言ってくれた。僕も「おめでとう」と返した直後に「でも次にそこに立つのは僕だからね」と言いましたよ」
「王者になる。まずそう口に出して自分の言葉にガーッと追いつけばいい」
言葉に出す事で高い目標を掲げ逃げ場をなくして自分を追い込む。サッカーの本田圭佑選手にも近いこの言動は自分志向らしさが良く表れています。
☆凄さその3:休む事を知らない努力
この負けず嫌いで強靭な精神力が本人の言う「血のにじむような練習」を実行させるのでしょう。
昨シーズンは自分に出来る限界の演技に挑戦したため、演技直後は暫く立ち上がれない程体力を消耗していました。しかし今シーズンになると、更に極めた演技構成にしているにも拘わらず、彼がリンク上で座り込む姿は1度もありません。この短期間にどれだけの努力を積んでこの持久力と筋力を付けてきたのかを思い知らされます。
「できなかったらできるまでやる。できるようになったら完璧にできるまでやる。完璧にできるようになったら何度でも完璧にできるようにやる」
この言葉通り、今シーズンの最後に連続で完璧な演技を見せつけてくれました。
☆凄さその4:人やモノへの感謝を忘れない謙虚な心
若干21才にしてこれだけの結果を残してしまうと、つい驕った態度を取ってしまってもおかしくないところです。しかし彼は以前と変わらず、むしろそれ以上に人やモノへの感謝を忘れません。
常にファンに感謝の言葉を投げかけ、自分の演技後には観客に向かって拍手を送り返し何度も頭を下げる羽生選手。そして試合終了後、スタッフが製氷作業に入っている時にリンクに戻り、自分が削って作った穴に手で氷を埋め、製氷中のスタッフにも感謝の声をかけて周るのです。どこまで出来た子なんでしょう(笑)。
☆まとめ
これら羽生結弦選手の素晴らしさはそう簡単にマネできるものではありません。でも1つでも「これなら見習って実行できるかも」というものがあるならば、是非挑戦してみる価値は大きいのではないでしょうか。
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