親子の思いのすれ違い【新潟出張後編:セミナー&セッション】

前回に引き続き新潟出張のおはなし。今回は新潟でのセミナーと個別セッションを通しての気づきについてご報告です。

◆人は近しいカラーに共感しやすい

今回セミナーにお申込み下さった方々を見てみると、企画してくれたみっきーのi-colorが大きく影響しているように感じました。

みっきーのi-colorは本質カラーがコーラル(独立タイプ)、お仕事モードの時に出やすい外面カラーがピンク(共感タイプ)。前回のブログでも触れましたが、みっきーはお仕事ではピンクの愛されキャラ全開でほんわかムードたっぷりの女性です。彼女のブログ(http://ameblo.jp/27-434/)からもその雰囲気は伝わって来ます。

そして今回のセミナーでも、告知後すぐに反応してお申込みくださったのは、みっきーのブログ読者や、彼女と面識のある【共感タイプ】の方々だったのです。

実は【共感タイプ】の方は、初めての場や初対面の人が集まる場は緊張してしまうため得意でない傾向があります。それでも今回数多くの【共感タイプ】さんがお申込みいただけたのは、まさに企画したみっきーの信頼が厚く

「みっきーがオススメする内容ならきっと良い内容だろう」

「セミナーに行けば、みっきーがいるから安心♡」

という思いを持ちつつお申込みされたと思われます。ありがたい限りです。

一方、私のi-colorは本質カラーがオレンジ(独立タイプ)、外面カラーがレッド(直感タイプ)。私から発信したイベントには、直感タイプさんの参加が多いのです。私はお仕事モードの時は、レッド(直感タイプ)の面が強く出ているのでしょう。

◆i-colorに相性はあるのか

今回のセミナーで「i-color毎に相性の良し悪しはあるのですか?」と質問が出ましたが、それには「No.」とお答えしました。

但し「近しい志向タイプの人が素のままでお互いを理解しやすい」とは言えるでしょう。そのためセミナー集客でも、発信者の案内文を読んでピンと来るのは、近しい志向タイプの人が多いのです。

「相性が悪い」というのは「努力してもうまくいかない関係」の事ですが、i-colorでは自分と違うカラーや志向タイプの人でも、相手の考え方やこだわりを理解すれば受け入れられるようになると考えているからです。

◆子どもはみんな親を気遣っている

今回は独身の方も多く参加されていたので、i-colorで紐解く関係性は親子に絞らず、恋人、上司と部下、兄弟姉妹など、ご自身が気になる様々な関係をイメージして聴いていただくようにお伝えしました。

そして、セミナー後の個別セッションでは、ご自身が自分らしくない行動を取って無理し過ぎてストレスを溜めている方が何名かいらっしゃいました。その理由を一緒に掘り下げていくと、子どもの頃の親御さんの対応が関わっているケースが多かったのです。

今回に限らず、セッションでよく聞かれるのは

・親に喜んでもらおうと無理して頑張って生きてきた

・母に心配され過ぎて、そのネガティブな発言がストレスになっていた

・「お姉ちゃんでしょ!」と言われ続けて、わがままを言ってはいけないと思ってきた

等の思いです。

 

以前、胎内記憶についてまとめた映画「かみさまとのやくそく」を観ました。

(それについて書いたブログはこちら → http://makokouno.main.jp/wp/230/ )

その映画の中で、胎内記憶のある子ども達に「何のためにこの世に生まれてきたの?」と質問すると、ほとんどの子どもが

「人の役に立つため」

と答えています。ある子は

「前は家族に悲しい思いをさせちゃったから、今度は喜ばせてあげようと思った」

と答えていました。

また、共通していたのは「お母さんは自分で選んできた」という発言です。お互い別々にインタビューしているのに、皆が同じように答えるのですから驚きです。

これが本当であれば、子どもは皆、親や人の役に立とう、自分で選んだ家族を喜ばせようと考えて生まれてきているのです。

私の英語教室に通っている子ども達からもよく聞かれるのは

・こうやるとママが喜ぶんだ~!

・だってこれをやったらママが怒るんだもん

といった言葉です。

子どもは幼いながらも、親の顔色を見て子どもなりに気を遣い、少しでも親を喜ばせようとしているのは事実のようです。

◆親の期待から卒業して自分らしく

この「親を喜ばせたい」という思いを生まれ持っている事は、子ども自身が一番気づいていないように感じます。そして、その思いが強くなり過ぎると、自分がどうしたいのかを忘れてしまったり、自分の気持ちを置き去りにして親の期待に応えようとするケースが出てきてしまうのでしょう。

これにいつ気づくかそのタイミングは一人ひとり異なりますが、セミナーや個人セッションで気づいていただけた方には

「何歳からでも遅くはないので、自分の気持ちを抑えずに自分らしさを生かそうと意識していってください」

とお伝えしています。これは既にわが子を成人させた親御さんにも、同じようにお伝えしています。そして「親の期待なんて気にしないでいいのよ」と一言伝えてあげてほしいのです。この一言で肩の荷が下りる人が大勢いるのですから。

◆親から子に伝えておきたいこと

子どもを全て自分の思い通りにコントロールして心から満足している親はいないでしょう。親が本当に望んでいるのは、わが子が自分ならではの良さを生かしてのびのびと笑顔で過ごしている姿です。しかし、その親の本心を知らない子ども達はひじょうに多いです。そして、大きな思い違いを抱えたまま大人になっているケースも同様に少なくないのです。

親がすべきは「あれが出来てない」「これはダメ」「これをやりなさい」と言う注意や命令よりも「自分がやりたい事を貪欲に探し、それを通して人の役に立てるのが、自分の人生を楽しく生きること」だと、繰り返し言葉にして子どもに伝える事だと思います。

今回の新潟セミナーと個人セッションを通して、私自身もあらためて強く気づけた事でした。最後は皆で記念写真撮影♪皆さんご参加いただきありがとうございました♡
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