本田圭佑選手のミラン批判は彼らしさの象徴

(画像元:http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/wfootball/2014/08/28/post_641/)

昨晩のサッカー日本vsシリア戦。前半は精彩を欠いた状況でしたが、後半は主力メンバーの活躍で久々に気持ちの良い勝利でしたね!ミランで最近出場機会がなかった本田圭佑選手も、昨日の試合ではPKを決めストレス発散できたのではないでしょうか。

常に自分の気持ちに正直にストレートな発言をする本田選手ですが、4日ミラン敗戦後に発した言葉はチーム批判と取られかねない内容で、日本のみならず海外でも話題になり物議を醸しているようです。( ↓詳細は下記ニュースをご参照ください )

私はこの発言を聞いて「まさに自分志向タイプの本田選手らしさ全開だな」と感じたのです。今回はこの発言をもとに自分志向タイプについてまとめてみました。

自分志向(本田選手)の強みと弱み

本田圭佑選手のi-colorを調べるとメインのゴールドを始めどの面を調べても全て『自分志向』のカラーです。

自分志向の特徴は、まずプラス面(強み)として

☆他人の言動に惑わされない確固たる信念がある

☆目標が決まればそれがどんなに困難なものでも諦めずに努力し続けられる

という点があります。

逆にマイナス面(弱み)は

★信念を押し通し過ぎてむやみに敵を増やしてしまう

★状況に合わせた言葉選びをせず自分の思いのままをダイレクトに話すので言葉が過ぎる事がある

★一生懸命さが表情にも出て笑顔が少ないため近寄りがたい雰囲気がある

などでしょう。

お読みいただくとおわかりの通りどちらもほぼ同じ状況なのですが、相手の捉え方次第でそれをプラスに受け取られたり、逆にマイナスに受け取られたりするのです。

今回の発言も、今後のチームのためを思っての勇気ある発言と捉えるか、一選手が立派な結果も残さぬうちに何を偉そうに言っているんだと捉えるか、に分かれるでしょう。

ザッケローニ監督は本田選手を擁護

この発言に対して元日本代表監督のザッケローニ氏は全面的に本田選手を擁護しています。(↓詳細は下記ニュース参照)

日本代表チームで共に戦っていた間ザッケローニ監督と本田選手は日々ノート交換をしてお互いの考えを確認し合っていました。ザッケローニ監督のi-colorは本田選手と同じゴールド=自分志向です。本田選手を本当によく理解した人が聞けば、その発言の真意も理解できるのでしょう。

まとめ

自分志向タイプは自分の信念が強くある程他人の意見や批判を気にしません。

「こんな事言うとまた色々叩かれるでしょうが…」これは本田圭佑選手が頻繁に使う言葉です。批判を承知で発言している勇気は理解しますが、それが過ぎると時として今まで自力で築き上げた立ち位置を自ら崩してしまう可能性がある事をもう少し認識してくれたら・・と、同じ自分志向タイプの私は思ってしまいます。

本田選手と価値観が似ていると感じる方は自分志向タイプだと思われます。

そんな方々は、時折自分の立ち位置を客観視したり、親しい仲間に自分についてチェックしてもらう等しながら『自分の言動が他人からどう捉えられているのか』を確認しておく事も大切だと思うのです。

自戒の念も含めてのまとめでした(^_^)

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