萩野公介選手の世界選手権欠場で最も影響を受けるのは

(画像: http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20150703-OHT1T50097.html

こんにちは。スポーツキッズコミュニケーターのMAKOです。

本格的な夏に向けて各種スポーツの大会が目白押しです。そんなワクワクする中、楽しみにしていた世界水泳開幕直前に残念なニュースが入って来ました。

金メダル候補萩野公介選手が右肘骨折

水泳世界選手権で金メダル候補の1人であった萩野公介選手が、フランス合宿中に自転車で転倒し、右肘橈骨頭骨折の重傷を負って世界選手権を欠場する事が決まりました。

トレーニングと気分転換を兼ねた自転車での移動手段でこんなアクシデントが起きるとはコーチ陣も予想しなかったでしょう。『世界選手権で金メダルを取り、リオ五輪の切符を手に入れる』と目標を明言し続けてきた萩野選手。まさに調子を上げてきていただけにこのケガは本当に悔やまれます。

困難を受け止めるi-colorオレンジ

しかし萩野公介選手はこのケガに屈する事なく、リオ五輪に向けて更に力を増して来るでしょう!

萩野公介選手のi-colorオレンジ。この辛いアクシデントも必ずや自分にプラスに働かせてしまえるのが、i-colorオレンジの強みです。

i-colorの中で最も長期的目線で物事を見据えるオレンジは、アスリートにも数多くいます。代表的な選手では、フィギュアスケート羽生結弦選手、読売ジャイアンツ高橋由伸選手、元読売ジャイアンツ現ボストンレッドソックス上原浩治選手などです。

羽生結弦選手は記憶にも新しい試合直前の衝突によるアクシデントがありました。しかし彼はそれを理由にする事なく弱音も吐かず、その後のグランプリシリーズで素晴らしい演技を披露し、心身共により強靭な選手に成長しました。

高橋由伸選手もスターとしての資質を充分に持ちつつも、数多くのケガに悩まされ続けて来ました。「もう引退せざるを得ないのでは?」と思ったファンも多いはず。しかし彼は諦める事なく様々なトレーニングや治療法を試し現役を続けています。

今年は選手兼コーチを任されながらも、大事な場面で代打に起用され光るバッティングで輝きを放ってます。

上原浩治選手に至っては『背番号19』に彼の考えが凝縮されています。(詳しくは下記の記事をお読み下さい↓)

matome.naver.jp

自分の人生で最も辛かった時の年齢を背番号に背負う。それを日々見ながら「あんな大きな壁も乗り超えて来たのだからまだまだ出来る!」と自分を鼓舞する様子は、まさにi-colorオレンジを説明しているかのようです。

今年40歳になった上原選手。先日も「現在大リーグで40歳を超えた投手は4人しかいない」と言われた瞬間「年齢は関係ないでしょ」とかぶせるように即答していました。今シーズンは開幕前に左太もも痛で離脱するも、復帰後20セーブを上げています。40歳以上で20セーブ以上達成したのは大リーグで史上7人目!不屈の精神力で最年長記録まで投げ続けてほしいものです(*^o^*)

萩野選手のケガは瀬戸選手に好影響?

f:id:makomako12i-color:20150718112430j:plain

萩野選手の話に戻ります。今回のケガで最も影響度が高いのは瀬戸大也選手でしょう。常に良きライバルとして隣のレーンで泳ぎ競い合っている2人。

以前も取り上げましたが、瀬戸大也選手のi-colorイエロー

今年20歳になる2人は年始めに「今年の抱負」を書いていました。

自分志向であるi-colorオレンジの萩野選手が書いたのは「世界水泳で金メダルを2個獲得しリオ五輪を確定する」。

それに対し、人志向であるi-colorイエローの瀬戸選手が書いたのは「自分の泳ぎで多くの人を笑顔にする」。

同じ水泳で高みを目指していても、心から望む事はこんなに違うのです。

「大切な人のために!」のスイッチが入るといつも以上に頑張れるi-colorイエロー。実はサッカー女子なでしこ選手陣に最も多いカラーがイエローなのです。

今回のサッカー女子ワールドカップでも前回以上の団結力を見せたなでしこチーム。初戦でケガを負った安藤選手のために!というスイッチが入ったこのi-colorグループ(発案グループ)は、計り知れないパワーを発揮するのです。

そして小さい頃からスイミングクラブでライバルとして切磋琢磨してきた2人。

f:id:makomako12i-color:20150717235534j:plain

この大切な仲間が欠場という状況でi-colorイエロー瀬戸大也選手の気持ちが熱くならない訳がありません。萩野選手の悔しさを誰よりも受け止め「公介の気持ちと共に自分の最高の泳ぎを見せる!」と強く心に決めている事でしょう。

まとめ

リオ五輪前哨戦となる世界水泳でこの対照的な2人の頂上決戦が見られないのはひじょうに無念です。しかし、人の思いを誰よりも汲み取る瀬戸選手が萩野選手の思いを乗せてどんな泳ぎを見せてくれるのか、また違う目線で楽しむ事としましょう!

<関連記事>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

『チームワークの向上』『本番に強い選手育成』にご興味のある方へ

指導者や親御さんに向けて
★子どもの根本的な志向タイプについて
★子どもの特性を伸ばす関わり方
★モチベーション・自己肯定感の上げ方をテーマにしたセミナー

スポーツチームの「チームアドバイザー」として
★個々の選手に適したアプローチ法の具体的アドバイス
★選手向け研修の企画・実施
等を行っています。

ご興味のある方は、下記よりお気軽にご相談くださいませ。

ご質問・お問い合わせ