卒業式で感じた『親以外の信頼できる大人』との出会いの大切さ

昨日は長女の高校の卒業式でした。中学から高校までの6年間お世話になった学校に行く最後の日。

6年間の様々な思い出が浮かぶと、親子共に胸が熱くなりました。

 

そんな中、私が最も心を動かされたのは、娘がひじょうにお世話になり大好きだった非常勤講師の先生から生徒へのメッセージです。

実は先生も4月から別の学校に変わられるとの事、先生にとって娘達がこの高校での最後の生徒だったのです。

卒業式後にこの先生と話した生徒が

「私の授業を選択してくれた皆さんへ」

というメッセージを託されたそうで、娘には転送で届きました。

高校生を持つ親御さんには是非読んでいただきたく、また子ども達にも伝えてほしい内容でしたので、抜粋してお伝えします。

◆私の授業を選択してくれた皆さんへ

LINE先生メッセージ

卒業おめでとうございます。

3年から知り合った人、何だかんだとあっという間の1年間でしたね。2年から授業選択してくれた人、2年間も私にお付き合い下さりお疲れ様(笑)

 

皆さんは今日で卒業、いよいよ新生活が始まります。

惜しくも志望校進学を逃した人、この1年はしっかりと自分をみつめ直してがむしゃらに勉強してみてください。

何か1つの事に打ち込むだけの1年。それはこの先、絶対に意味のある経験になるはずです。

来年の今頃、よい連絡が聞けるよう祈っています。

もちろん手助けは惜しみませんので、何なりと遠慮なく相談してください。先生という仕事をしている人は頼られる事が嬉しいのです。

 

進学する人、おめでとうございます。

大学は全てが強制されません。サボろうと思えば、勉強どころか遊びさえサボる事ができます。

引きこもりにならずに目的意識を持って、勉強なり色々な経験なりをしてください。

人生で一番好きな事ができて、一番責任を取らなくていい時期です。

ここで思い切り「何か」をしないと、その後社会に出てから、色々な意味で後悔する事になると思います。

 

この1年、〇〇(先生の教科)の面白さをお伝えしてきたつもりです。

これからの人生の中で、ふと〇〇的なものに触れた時に

「あ、高校時代に変なことばっかり言ってた先生がいたな・・」

と思い出してくれれば嬉しいです。

また、「あのメンツで会いたいな」と思ってくれれば、それに勝る喜びはありません。

 

これからは、用事がある人も(ない人も)遠慮なくご連絡ください。

その時はご飯でも、大人になっていればお酒でも飲みながら話しましょう!

 

こんな私の授業や雑談につきあってくれてありがとう。本当に皆さんには感謝しかありません。

これからの皆さんに幸多からん事を心よりお祈りしています。

 

娘はたくさんの感涙マークの顔文字を付けて、このメッセージを私に転送してくれました。

◆親以外に何でも話せる大人はいますか?

私が以前から常々思っていることがあります。それは、反抗期や思春期の子ども達に一番必要なのは

親以外に頼れる大人の存在

だということです。

 

高校生にもなると、親に何でも話す子どもは激減しますし、それが親離れする時期の子どもとして自然な状態です。

そして一人前になりたい気持ちも強くなってくるため

「こんな事を親に話したら余計な心配をするだろう」

という予測と気遣いから、相談すべき内容でも親には決して話さないものです。

こんな時に必要なのが、何でも話せる信頼できる大人の存在です。

高校生たちが関わっている大人は、学校の先生、塾の先生、部活やバイトの先輩くらいでしょう。

先生でも、常にルール重視の真面目な先生では、子ども達は親以上に敬遠して心のうちは明かさないものです。

しかし、上記メッセージを下さったような先生が学校に1人でもいらっしゃると、子ども達は本当に救われると思うのです。

娘は先生の専門分野の学部に進学することもあり、

「何か困ったらすぐに先生に相談しようっと♪」

と嬉しそうに話しています。

 

自分の教室の席もなく担任もいない、大学という新しい環境に入る彼らは今、期待と同じくらいの不安を抱えている事でしょう。

そんな時この先生のような、子どもの思いをじっくり聞いて的確なアドバイスをくれる、心から信頼できる大人がいれば、子ども達の不安は半減すると思うのです。

「この先生との出会いがあっただけで、娘をこの高校に通わせて良かった!!」

と心底思えるほどの感動と感謝の思いを持てた卒業式の出来事でした。

 

もし「中高生のわが子にはまだ心許せる大人はいないなぁ」と思う方は、是非折を見ては大人の集まりに連れていく等して、心許せる気の合う大人と出会う機を作ってあげてほしいと切に願います。

『遠くの親戚より近くの他人』と同じように

中高生には『近くの親より、頼れる他人』なのです。

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