WBCの選手をi-colorの大分類である「共感タイプ・独立タイプ・直感タイプ」に分けてご紹介してきました。
最後は、生まれ持ったセンスと直感力を活かし、大舞台や大事な場面で魅せてくれる直感タイプの選手に注目してみます。
WBC日本代表選手の中で直感タイプは以下の選手です。
★ポジティブ思考型 直感タイプ(レッド・ターコイズ):
松田選手・田中(広輔)選手・千賀投手・増井投手
★リスク管理型 直感タイプ(ブルー・ロイヤルブルー):
菊池選手・筒香選手・武田投手・松井投手
◆一点集中型のi-colorレッド
WBC前半戦から好投を見せ、イスラエル戦では先発を託された千賀投手と、「熱男」の愛称で人気の松田選手のi-colorはレッド。
マグマのように熱いパワーを秘め、ここぞという場面でスイッチがONになると実力を存分に爆発するタイプです。
WBCやオリンピックのような世界中が注目する大舞台は、まさに『最強モード』のスイッチが入りやすい時。決勝ラウンド会場のアメリカで世界中の人達をあっと言わせる大活躍を期待したいところです!
◆瞬発力と風格を持ち合わせたi-colorロイヤルブルー
それに対し、落ち着きも兼ね備えたリスク管理型の直感タイプは、菊池選手・筒香選手・武田投手・松田投手です。
守備で毎試合神業を披露し、既に大リーグのスカウト陣の目にも留まっている菊池選手のi-colorはロイヤルブルー。
瞬発的判断力がズバ抜けているため、バドミントンや卓球のメダリストの大半が菊池選手と同じ『リスク管理型の直感タイプ』です。
菊池選手の守備を見ていても、努力して得た技というより、生まれ持った感覚をもとに瞬時に反応して織り成されるスーパープレーだと感じます。
筒香選手のi-colorも同じくロイヤルブルーです。
点数がなかなか入らない試合で「ここで1本欲しい!」と思った時に特大ホームランを放ってくれる、まさに実力とセンスを兼ね備えたホームランバッターです。
25歳と若手選手ながら、リスク管理型の特徴でもある落ち着きを持っています。更にWBCの試合を重ねるごとに、日本代表の4番打者としての風格まで出てきました。
また、常に礼儀正しく上下関係に忠実なのも直感タイプの特徴です。
中田選手とアベックホームランを打ち、共にお立ち台に上がった時、自らのホームランについて聞かれると
「あっ行ったかなーって感じ」
と無感情に答え、ダイヤモンドを回っている時の気持ちを聞かれても
「あぁ行ったんだーと・・」
の一言。観客から笑いが起こる程にあっさりとしたコメントをしていた筒香選手ですが、次に中田選手の初ホームランの感想を求められると
「嬉しいです!!」
と今までより大きな声で笑顔で回答し、中田選手が求めてきたハグにも喜んで応えていました。
WBC開幕前、中田選手と筒香選手のどちらが4番打者になるかと注目され、年下の筒香選手が4番に定着し結果も残しています。
そんな中、直感タイプの筒香選手が先輩である中田選手に精一杯の敬意を払っている姿勢が垣間見えたワンシーンでした。
◆決勝ラウンドの強豪に立ち向かえ!
準決勝での対戦チームは、前大会優勝のドミニカ共和国かアメリカに絞られてきました。
体格とパワーで比較するとさすがに敵いませんが、『繋ぐ打線・個性あふれる投手陣・鉄壁の守備』で日本らしい底力を見せてほしいです!
そして、世界中が注目する大舞台ほどモチベーションが上がる直感タイプの選手陣が「最強モード」のスイッチをONにして、本領を発揮しまくる事を願ってやみません!!頑張れ、侍JAPAN!!
“WBCの大舞台で最強スイッチが入る<直感タイプ>” への 1 件のフィードバック
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