もう3月も終盤。4月から始まる新年度に向けて、我が家も各自忙しく準備しています。
今回は、長女がバイト先を決めるまでのお話をご報告します。
◆準備を着々と進める長女
高3の最後の試験が終わった2月中旬に、彼女から報告がありました。それは
「4月から始めるバイトの面接に合格してきたよ!」
というものでした。
彼女は4月から大学生。車の免許を取得するべく教習所に通う中、大学生になってからのバイト先まで2月に早々と決めてきたのにはさすがの私も驚きでした。
いつの間にか履歴書を書いて送っていたらしく、面接前日に
「ママ、面接行ってくるから黒っぽいスーツ貸して」
と言ってきた時にバイトに応募したことを知りました。
以前、何のバイトをしようか悩んでいる時、私からは
・進学する学部は授業が忙しそうなので、時給高めで短時間のバイトがよい
・接客業は様々な人(お客様)と接する分、バイト帰りに待たれる等のリスクがあるから避けた方がいい
(すでにそんな被害を受けた友達の話を多々聞いていたため)
・バイトを通して学べる事は多い。同世代ばかりの環境より、正社員の大人が多いオフィス等での仕事がオススメ
とアドバイスしておきました。
そして、彼女が決めて来た仕事は『進学塾の講師アシスタント』でした。確かに私の条件にも全てあてはまっています。
私が上記のように細かくアドバイスした理由はただひとつ。私と長女の価値観タイプがひじょうに似ているからです。
◆共通のi-colorの特徴
i-colorで見ると、私と長女の本質カラーは同じオレンジです。
オレンジは独立心の強い【独立タイプ】のカラーのひとつ。
オレンジの特徴としては
・何事も計画的に進めたい
・1人で完結できる仕事が好き
・目標の達成に向けて努力を続けて成長していきたい
・自分が行う事は全てムダにせずプラスに役立てたい
・人にわかりやすく言葉で説明するのが得意
などがあります。
塾講師業は、私の推奨条件だけでなく、これらi-colorオレンジのモチベーションポイントにもぴったり当てはまる仕事だったのです。
実は、長女は昨年の夏休みから今年の2月まで、知人のお子さん(小6)の受験勉強サポートを任され、無事成績を伸ばして中学受験合格に繋げたばかりでした。
この経験を通して、彼女の中でも「指導する楽しさ・達成感・充実感」がより一層大きくなっていたのでしょう。
そして、この経験をムダにしたくないという思いも頭の片隅にあったと思われます。
更に
「塾でバイトしたら、大学の授業でわからないところも、塾の先生方に教えてもらえるかな?」
なんてちゃっかりした事も考えていました。確かに教えるプロに質問すれば、的確なわかりやすい解説が聞けそうです。
どこまでも『効率主義』のi-colorオレンジらしい志向を持った長女なのでした(笑)。
◆同じ志向からのアドバイスがオススメ
このように、長女と私はどちらも【独立心旺盛】【リスク思考】【効率主義】で、事前に綿密に計画を立てて準備しムダなく動きたいタイプなのです。
これが、もし全く違う志向の親から長女にアドバイスしていたらどうだったでしょうか?
「バイト先は入学して生活が落ち着いてから考えれば?」
「1人じゃ不安だから、同じ学部のお友達と相談して一緒のバイト先にしたら?」
「とりあえずピンと来たものをやってみて、合わなかったら次を考えればいいんじゃない?」
なんてアドバイスを受けても、i-colorオレンジの彼女には響かなかったでしょう。
反対に、「とりあえずやってみよう!」というチャレンジ精神旺盛な子どもに私が言ったようなアドバイスをしても、全く響かない上に
「そんなに色々条件付けられたらやる気なくなってきた~」
と、その子のモチベーションを下げていた事でしょう。
わが子が相談してきた時や1人思い悩んでいる時には、志向感覚が近しい大人からアドバイスするのが最適なのです。
ちなみに私と全く価値観の違う次女は、私のアドバイスはほぼ聞き入れません(^^;)
彼女が素直に耳を傾ける大人がいないか、観察しつつもまだみつからず・・。
「新学年の先生の中に彼女と近しい志向の先生がいますように!」と娘以上に期待しているところです!
皆さんのお子さんが必ず耳を傾ける、一目置いている大人や気の合う大人は周りにいますか?
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