野際陽子さんの突然の訃報には、私だけでなく多くの方々が驚かされた事でしょう。現在放送中のドラマにも出演されているのですから・・。
最期まで女優であり続けた野際陽子さん。ニュースで野際陽子さんの半生の振り返りや様々なエピソードを見ていると
「野際陽子さんは本当にi-colorレッドらしい生き方を貫いた方だなぁ」
とひしひしと感じます。
◆好奇心と直感が原動力
野際さんのi-colorはレッド。レッドは、好奇心の塊のようなパワーを持ち、多くの人に注目されるのが好きです。
野際さんが大学卒業後に受験したアナウンサーは、テレビを通して日本中の人に新しい情報を提供できる仕事です。そして、この頃女性アナウンサーになれたのはほんの一握りの選ばれし女性のみ。i-colorレッドが憧れる条件が揃っています。
レッドはマグマの色。一度スイッチが入れば爆発的なパワーを発揮しますが、その興味は短期的でコロコロと変わりやすい面も持っています。
野際さんは、憧れのアナウンサーになったものの、4年後に今度は女優業に挑戦しています。
そして、貯金が溜まったタイミングで長年憧れていたパリへ留学します。ソルボンヌ大学で古典仏文学を専攻し、更にアリアンスフランセーズにも通いフランス文化も学んでいます。
ピンと来たらすぐに行動に移せるフットワークの良い i-colorレッドの特性がよく表れています。
そして帰国時にミニスカートをはいて飛行機のタラップを降りて来た写真は有名です。「日本にミニスカートを運んだ最初の女性」とも言われています。
興味があれば誰もやっていない事にもチャレンジして新しい風を吹かせる、パワーに満ち溢れたその姿は、まさにi-colorレッドのあるべき姿と言えるのです。
◆弱さを他人に見せないのが直感タイプ
i-colorレッドはじめ、直感タイプ(展開グループ)は、努力する姿やカッコ悪い姿を他人には決して見せないという共通点があります。
常に涼しげな顔をして何事も卒なくこなす自分を演出していたいのです。それは病を患った時でも変わりません。
著名な方が大病を患うと、その事実を告白する人としない人に分かれます。
「告白して多くの人達からの励ましの言葉を力に変えて頑張ろう!」
と考えるか
「弱った姿なんて絶対誰にも知られたくない。陰ながら1人で克服して復帰しよう!」
と考えるか、の違いです。
i-colorレッドは後者です。野際陽子さんはガンに侵されている事を隠し、体力の限界ギリギリまで気迫で女優業を貫き通したのでしょう。
ドラマの脚本家であり長年の友人である倉本聰さん曰く、「それが彼女の『美学』なのでしょう」
まさに最後の最後まで自分の好きな事に100%パワーを注ぎ『カッコイイ女優人生』を走り切った野際陽子さん。
美しく力強くカッコ良すぎます☆☆☆
◆i-colorレッドのあるべき姿
野際陽子さんのように
・好奇心の赴くままに
・ピンと来た事に全力でチャレンジし
・何歳になっても若々しく
・誰にも束縛されず自由に行動し
・多くの人から注目され輝き続ける
これが、i-colorレッド自身も満足のいく姿なのでは?と感じました。
野際陽子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。