「面白い!好き!」の感情を大切に伸ばす

先日夏休み中の次女からリクエストを受け、2人で甲府日帰りツアーを企画して行って来ました。

 

甲府に行くメインの目的は、山梨県立文学館で開催されている「作家のデビュー展」の鑑賞。芥川龍之介・太宰治・樋口一葉のデビュー前後の手書き原稿や自筆の手紙などが展示されているとの事。そして今回は、アニメ(漫画)『文豪ストレイドッグス』とのコラボレーション開催だそう。

このアニメの登場人物は、全て実在の文豪達。芥川龍之介・太宰治・樋口一葉・与謝野晶子・国木田独歩・江戸川乱歩・谷崎潤一郎…と様々。アニメの舞台は異次元?でほぼ全員が異能力を持っている設定(笑)。対立する幾つかの組織に所属した文豪達が戦うストーリーのようです(トップ画の美男美女はなんと全員文豪達)。異能力にはそれぞれ文豪の作品名が付いています。例えば、芥川龍之介の異能力は『羅生門』(外套を黒獣に変身させて相手と戦う技)、太宰治の異能力は『人間失格』(相手の異能力を無効化する能力)、といった具合。

これにより、このアニメにハマるとファンが興味を持つのは、実在の文豪達とその作品。次女ももちろんその一人。受験勉強していた頃は全く興味のなかった文豪の作品を順番に喜んで読み進めているから驚きです。

一緒に書店に行って更に驚いたのは、角川文庫の文庫本の表紙には、アニメのキャラクター達が美しく描かれているんです!

中身は昔から発売されている小説と何ら変わらない訳ですが、次女は

「これ全部揃えたい!次の試験で点数よかったら買ってくれる?」

と、まるで文学少女のようなセリフを言うではないですか!

「好きこそものの上手なれ」と言いますが、やはり自ら興味を持ってハマったものに対する集中力、探求力は何にも勝るようです。

 

次に、最近次女が興味を持ち始めたのが『刀剣乱舞』。ゲームからスタートしその後ミュージカル化、アニメ化されたもの。武将が戦いで使っていた刀剣から生み出された刀剣男子が、未来に送り込まれて戦いを繰り広げるストーリーです。そしてやはり皆イケメン(笑)。

文豪に続き、歴史上の武将と刀にも興味を持ち始めた次女。そこで甲府ツアーでは、武田信玄ゆかりの武田神社にもお参りに行ってきました。

すると宝物殿では限定公開で「風林火山」の軍旗が拝観できたのです!(写真撮影は禁止でした)鉄砲で打たれた穴も幾つか開いた薄汚れた軍旗に私が魅入ってしまいましたが、次女は軍旗にはさほど興味を示さず、専ら刀剣に目を輝かせていました。親としては、これを機に日本史の興味も深まることを期待してしまいます。

 

「せっかく甲府まで来たならその地でできる事を詰め込みたい」派のi-colorオレンジの私は、「甲府の食も楽しもう!」と目論んでいました。

まず、ランチはジビエのレストランを予約し、次女は初の鹿肉料理に挑戦。ステーキは産地を選べたため、地元産の鹿肉のカットステーキ&ラタトゥユをセレクト。クセがなく予想以上の美味しさでした!

そして駅前ではちょうど「ビールフェスタ」が開催されていたため、思いがけず甲斐ドラフトビールもいただけ大満足♪


帰路に着く直前には、駅前のきなこ黒蜜カフェにて「信玄餅入りパフェ」に初挑戦!きなこ&黒蜜&餅と、生クリーム&アイスは相性ピッタリで疲れを癒してくれました。

母娘の日帰り甲府ツアーはなかなかの充実度、そして次女とも久々にゆっくり話せた良い時間となりました♡

まとめ

今回の甲府ツアーで見えた、次女が好きな事に向かう時の真剣な眼差しと楽しそうに話しまくる姿。興味のある事から得られるものは、親の想像以上なのだろうと感じました。

子ども達は皆夏休みに入りましたが、是非この休みの間にお子さん達がググッと真剣になれるものが見つけられるよう、様々な分野の体験をさせてあげてほしいです。もちろん無理強いせず、本人の「やりたい!」「面白そう!」のリアクションがあったものを選んでくださいね♪

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