1日3分で出来るポジティブ思考のクセづけ

皆さんはポジティブ思考ですか?ネガティブ思考ですか?
統計心理分析でも、「なんとかなるさ!」と思いやすいタイプと「マイナスが起こった時のために備えておこう」と考えがちなタイプが存在します。しかし、これはあくまで本質的な傾向で、親の教えや環境の影響で多少修正されるケースもあります。
私の場合、小学生時代まではひじょうに奥手で、新しい事に挑戦するのが怖くて本当に苦手でした。しかし、中学生になってから、今まで経験した事のない大役を任される機会があり、それをやり遂げた事をきっかけに、その後はジャンルを問わず新しい事にトライできるようになり、今に至ります。
とはいえ、ネガティブな人や慎重に行動する人が急にポジティブに動くのは難しいものです。そこで今日は、脳の活動特性を生かしたポジティブ思考グセのつけ方をご紹介します。

◆脳活動は気持ちの持ちようで変えられる!

早稲田大学の枝川義邦教授の研究によると、人間は物事の捉え方を先に変えておけば、脳の活動にも影響を与えられると説いています。つまり、普段から「マイナスな事があってもそこからプラスを見つけよう!」と意識を変えておけば、楽観性やストレス耐性を高めた思考回路を使えるようになる、という事です。

◆寝る前のゴールデンタイムを有効に

さらに、人間の脳は寝る前15分間が最も記憶に残りやすいと言います。
これは私自身も実感があります。私は夢日記が付けられるくらい、朝起きた時に先ほどまで見ていた夢を覚えています。そしていつの頃からか「なんでこんな夢を見たのだろう?」と自分なりに考察するようになっていました。すると、大半は寝る直前に見たTVやスマホ検索した内容、または寝る前に話題にした話に関連付いた夢になっていたのです。「私ってどれだけ単純な人間なんだ?」と思っていたのですが、これが一般的な事だとわかり少し安心しました。
つまり、寝る直前の言動や考えた事は、脳への影響を考えるとひじょうに大切なのです。子育て中の親御さんは、今から寝ようとしているお子さんに
「今日怒られたことを覚えてるわね?もうしないでよ!」
なんて反省の念押しは絶対にしないでくださいね。こんな事をするとお子さんは怒られている悪夢にうなされてしまいます(++:) 是非ともその日1日の中で楽しかった事を思い出しながら眠りにつかせてあげてください。

◆楽しかった事を3つ書き出して寝る

この寝る前のゴールデンタイム15分間の有効的な使い方を、精神科医の樺沢紫苑先生が推奨されていました。それは『3行日記』です。寝る直前にその日楽しかった事を3つ思い出して書いてから寝るのです。布団に入ってからしたい人は、スマホのメモに入力してもよいでしょう(私はスマホ入力で続けています)。
これを行うと気持ち良く眠りにつけます。それだけでなく、続けていくうちに日々の生活の中から楽しさをみつけるのがうまくなっているように感じます。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、人間は行動を習慣化できた時から、その行動をほぼ無意識に行えるようになります。ハミガキもそのひとつですから、ハミガキしながら楽しかった事を3つ思い出して、寝る直前に書いて寝る、というやり方も習慣行動が1セットになって継続しやすいかもしれませんね♪
寝る直前の3行日記』を是非ご家族皆さんの習慣にして行う事をオススメします。

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