自粛期間にトライして気づけたこと

新型コロナウィルスの影響で休校や自粛行動が続いてもうすぐ1ヶ月。クラスメイトや仲間に会えずストレスが溜まってきている子ども達も多いでしょう。
私も仕事のひとつであるホームティーチャーのレッスンができず、元気な子ども達に会えない日々を過ごしています。そんな中「子ども達は英語から長く離れしまうと今まで覚えていたフレーズを忘れてしまうのではないか」という不安も感じ始めていました。そこで、少しでも英語に触れる時間を持ってほしいと思い、ビデオ会議機能を使って個別にコミュニケーションを取ってみました。

 

◆バラエティに富んビデオ通話

子ども達は幼児~小学生ですから、ビデオ通話でのコミニケーションは初体験だったでしょう。うまくできるかやや心配していましたが、さすが子ども達は適応するのが速い!スマホから私の顔が見えただけで安心してすんなり自然に話し出せる子がほとんどでした。自宅のリビングで行っている生徒さんが多かったので、リビングにいる弟や妹も一緒に入ってきたり、以前通ってくれていた卒業生であるお兄ちゃんやお姉ちゃんが参加してきたりと、家庭ごとに様々でした。ある生徒さんの時は、飼っているネコが画面に入り込んできましたが、生徒さんにそのネコを英語で紹介してもらいながら会話が進行できました。
また、画面を通して子ども達が自宅でどんな風に過ごしているのかも垣間見えて、ちょっとした家庭訪問をしている気分でした(^^)

 

◆ビデオ通話で気づいたこと

実際にビデオ通話をトライしてみて気づいたことがありました。1つめは、今のように自宅待機を強いられる時期は、子ども達もSNSをもっと活用すべきだという事です。
大人達は「スマホばっかり見てないで勉強しなさい!」と言いがちですが、本来なら春休みは学年の変わりめで宿題も少なく、友達と遊びに出かけている時期です。せめてSNSで友達と繋がり、お互いの顔を見ながらコミュニケーションを取り、カラオケに行けない代わりにグループ通話で皆で歌を歌ったり(笑)、仲間と繋がりながら好きな事をした方がストレス発散ができてよいと思うのです。
前回のブログでも書きましたが、合宿が中止になり今後の試合や大会に向けて自主トレしなければいけない学生達は、SNSで部活メンバーと繋がって、皆で同じBGMを聴きながら一緒にトレーニングすれば、部活で皆と一緒にやっている感覚を味わいつつ、より楽しみながらトレーニングできるのです。

 

◆自分の気持ちを上げるものをみつけて発信する

今回、子ども達はみんな笑顔でいっぱいでした(*^-^*) 当初は子ども達のためにと思って行った企画でしたが、やってみると私自身が生徒達の笑顔から元気やパワーを分けてもらえていたのです。人と話をする事が大好きな私にとって、相手の顔を見ながら話すことが自分の気持ちを上げる重要なポイントでした♪ これが2つめの気づきです。

しかし、何をすると気持ちが上がるかは個々に違います。そこで、自粛を迫られ時間がある今こそ、各自が自分を楽しませる『上げポイント』をみつけるチャンスだと思うのです。そしてそれをみつけたら、SNSで発信してほしいのです。
既に、新日本フィルハーモニー交響楽団の有志が『テレワークでパプリカをやってみた』と題して、個々に自宅で同時に演奏し合奏を完成させた動画をアップしています。この楽しい企画を見て聴いて何千人もの人が笑顔になっている事でしょう。
https://youtu.be/kT9aO3qLisw /《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!

毎日感染者数の推移を流すニュースだけを見て一喜一憂するのではなく、気持ちをプラスに切り替える発信をして多くの人と共有し、このストレスフルな状況を皆で乗り切っていきましょう♪

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