コロナ禍ならではのスポーツ観戦の楽しみ方を考える

無観客で開幕したプロ野球。ガランとした球場に違和感はあるものの、ファンに試合観戦を楽しんでもらうために、各球団で様々な工夫がなされています。

◆思いがけない嬉しい出来事

巨人ファンの私は、東京ドームが企画した「バックネット裏シートの画像募集」の企画に応募しました。抽選に当たれば、バックネット裏最前列に設置されたLEDパネルに、応募した顔写真が映るという企画です。試合中にTV画面の右上に映し出されるのですが、パッと見ると10人位のファンが座っているように見えるもの。

ファンが多数応募するので、まず当選しないだろうと思いながら送ったのですが、幸運にもDeNA戦で私の応援写真が映し出されていました!(当日のTV画面では気づかず、後からジャイアンツのHP上に掲載された画像の中に自分の写真を見つけて驚きました。)
毎年東京ドームに応援に行っていますが、今シーズンはこんな良い席で仮想応援できて、思いがけない記念になりました♪


◆都内での集客はリスクが高すぎる

東京ではコロナ感染者数が徐々に増加し続けていますが、イベント再開予定は変わらずスタートしています。コンサートやプロ野球、サッカーJリーグも人数制限して集客が許可されています。イベント関連企業の存続を考えれば、イベント集客を再度中止するのが難しいのは理解できます。しかし、東京都の感染者数の推移を見ると、イベント会場に人を集めるのは到底早過ぎると感じてしまいます。

コンサートや試合は2時間程度、その間水分補給もするでしょうし何か食べる人もいるでしょう。口元に運んだ手をすぐに洗えないまま、友人とイベントを鑑賞・観戦していれば、無症状の隠れ感染者から友人に移す危険性は十分あり得ます。また、トイレ等の公共スペースでは手を触れる部分が多数あります。スタッフの消毒対応も完璧にはできないでしょう。

◆別の形での楽しみ方を考える

コロナ収束時期が見えない今、通常観戦に戻す事を急ぐよりも、別の有料サービスを企画して試合会場に収入が入る新しいしくみを作る方が賢明ではないでしょうか。

既にプロ野球やサッカーJリーグでは、応援動画をスクリーンに映し出したり、座席に自分の応援メッセージ入りのユニフォームを飾る等の応援サービスが実施されています。私が応募した応援画像もそのひとつです。これらに留まらず、球場に行けないファンが楽しめるような有料の企画をどんどん打ち出し、ファンもその企画に協力して参加すれば、集客とは違う道が見出される気がするのです。

今年は「早く元に戻したい」という思いは捨てて、コロナ禍ならではの新しい楽しみ方を皆で考えていきませんか?良い企画が生まれれば、それは来シーズン以降『球場に来られないファン層を取り込む企画』として継続でき、ファンの満足度を上げる事にも繋げられると思うのです。

私も野球ファンとして、球団や球場を盛り立てるべく、今後も様々な企画に参加ていこうと思っています!

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