どんな状況下でもプラスを見つけ出す力

今日は夏休み最終日、、のはずでしたが、 コロナ感染者数が未だ減らず、東京都内の小中学校では9月半ばまで夏休みを延長した区も多くあります。結局子ども達は旅行やお出かけに行けず、今年も自宅で過ごす夏休みになってしまいました。
英語教室に通ってくれている子ども達を見ていても、イベントがなさ過ぎるあまり宿題がどんどんはかどり、8月中旬にはほぼ終わっている子がいるほどでした。

◆五輪観戦も夢に終わる

学校でパラリンピック観戦予定だった子は
コロナの影響で観戦が中止になっちゃった」
と残念そうに報告してくれました。大人の私でさえ、当選していた車イスバスケットの試合観戦が無観客になった時には「あ~、これで自国開催の五輪は二度と観れないんだなぁ」と放心状態になったくらいですから、子ども達の落胆も痛いほど共感できました。

予想をはるかに超えた長期間に渡る自粛生活が続いていますが、ただ鬱々していても何も進歩がありません。何が起きても「そこからプラスを見つけよう!」とするのが私の信条ですので、英語教室でもオリンピックに絡めて面白い内容を盛り込んできました。

 

◆皆で国旗を覚えよう!

テレビをつければ必ずオリンピックの試合が放送されていますので、その時画面に出ている点数や順位の横にある『国旗』を見て、それがどこの国かわかるようになってもらおうと考えました。
そこで、オリンピック前から『国旗カード』を準備し、レッスンでは国旗と英語の国名をペアリングして教え、1人ずつ覚えたカードを選んで国名を発語してもらう練習を繰り返しました。
そして迎えたオリンピック開会式。親御さんにもご協力いただき、親子一緒に開会式の各国の入場行進を見て、お子さんが覚えた国旗を見て国名を言う、という見方をしてもらいました。
オリンピックとパラリンピック両方の開会式を見てもらいましたが、実はパラリンピックの方が出場人数が少ない事もあり各国の国旗がどんどん出てくるので、オリンピックより間延びせず、子ども達も楽しく鑑賞できたようでした。

◆自由研究に活かした生徒が続々♪

そして夏休みも終わりに近づいた頃、何人かの生徒から

「先生、オリンピックに出場した206ヶ国の国旗、ぜーんぶかいたよ!!」

という嬉しい報告がありました。開会式を録画して、アイウエオ順に出場する各国の国旗をビデオで確認しながら描いた子もいました。国名は英語で発音はできても書くのはまだできない生徒さんもいるのですが

「英語で言える国は英語でも書いてみる!」

と意欲的な答えが返って来ました。

勉強はただ与えられたものを受け身でやるのではなく、興味を感じて「ビビッ!」と来た時に自ら調べて深く学ぶのが最適!だと私は思っています。今回も多くの生徒達が国旗と国名を楽しみながら覚え、レッスン中も「早く国旗カードやりたい!」と完全にやる気モードに入ってくれていたので、私のほうが嬉しくなっていました♪

これをきっかけに、今度は「国がある場所はどこ?」と世界地図を見るようになったり、「どんな言葉を話すの?」「強いスポーツは何?」「特産物は何?」とどんどん興味が派生していったら素敵だなぁ!と妄想しています。
次のレッスンではこんなイメージを持ちながら子ども達と更に話を拡げていこうと思っています。自粛生活を鬱々と過ごすのも楽しく過ごすも、自分の考え方次第ですね!

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