大人が子ども達に与えるべき環境が“4v4”にある

諸事情あり今年はブログ投稿を中断していましたが、2024年の最後は本田圭佑さんの活動“4v4”について書いて終えたいと思います。

◆独立タイプの代表 本田圭佑

私のブログで最も名前を挙げているアスリートの一人が本田圭佑さんです。
統計心理タイプで見ると、どこを切っても独立思考タイプ。
「他人の言動に揺らぐ事なく、自分の人生は自分の考えで目標に向かって成長していくのみ」という強い独立心と目標達成意欲を持っているタイプです。

◆育成年代向け4人制サッカー“4v4”とは

本田圭佑さんが考えた育成年代(10歳以下・12歳以下)を対象にした『4人制サッカー』のルールは
・監督・コーチ禁止
・1度負けても何度でも試合に挑戦できる
・決勝大会で日本一になると本田圭佑さん含むレジェンドチームと対戦できる
等、魅力たっぷりのルールです。
このルールや4人制のサッカーと聞けばわかる通り、通常のサッカーで起こりがちな
・監督やコーチの指示待ちで自分で考えてプレーしない
・積極的に動けずボールが回ってこない
・真剣に走り続けない
・通常大会は1回負けると出場権がなくなるので試合経験が積み上がらない
等の問題点が全てクリアになっています。ルールを見ただけでワクワクが止まりませんでした!

◆近年の子ども達の傾向

近年は少子化により、親が子ども1人当たりにかける時間が多くあります。それは親が子どもに手や口を出し過ぎる傾向にあるとも言えます。更に現代は、スマホで検索すれば瞬時に答えが出てくる時代であり、また、ちょっと他人と違う意見を発信すると炎上して痛い目に逢う時代です。
そうすると子ども達は
・親とスマホに頼り過ぎる
・自分で考えなくても道筋を整えてもらえる
・炎上しないように無難な道を選ぶ
傾向にあり、『自分で考えて行動する機会が激減している』のです。その結果、
・自分独自の考えやキャリアプランがない
・進学する学校や就職先を決める時に親の意見に頼る
という残念な若者が増えてしまうのです。

◆ 大人が子どもにすべき事

この4人制サッカーには、子ども達に自主性を持たせるためにすべき事が詰まっているように感じます。
具体的には
直接指示を出さない
自分で考えて行動する環境を与える
お互い意見を出し合える環境を与える
チームメンバー全員で知恵と力を出し合って結果を出す経験を繰り返しさせる
等々。そして最後に優勝したチームには、優勝という栄誉だけでなく、憧れのレジェンドチームと試合ができるという夢のようなご褒美ゴールが待っているのです♪

◆自分力をつけさせる環境を

本田圭佑さんの今回の活動はサッカーキッズ向けですが、スポーツやジャンルを問わず、子ども達が常に
★自分独自の意見を考え発言できる
★仲間と遠慮せず意見を言い合える
★他人の意見にも耳を傾け最適解をみつける
環境をもっと増やしていかねば、と切実に感じます。

2025年、私としてはチームスポーツを中心に子ども達の気持ちの成長のために更に尽力していきたいと思います!

『チームワークの向上』『本番に強い選手育成』にご興味のある方へ

指導者や親御さんに向けて
★子どもの根本的な志向タイプについて
★子どもの特性を伸ばす関わり方
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スポーツチームの「チームアドバイザー」として
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