来週から受験本番を迎える方も多くいる事でしょう。
我が家の娘(小6)は2月の都内受験の前に、埼玉と千葉の受験が既にスタートしています。親として残されたサポートは体調管理とメンタルサポートのみ・・とわかっていても、娘のメンタルサポートには苦労しています。なぜなら私と娘は考え方や物事の捉え方が大きく違います。
右記のブログ(http://makokouno.main.jp/wp/176/)でも書きましたが、私はどんな時でも「なんとかなる!」のポジティブ思考、娘は心配事があると明るい未来がイメージできないネガティブ思考で、根本の思考が大きく違います。i-colorで見ても同様で、私は自分志向、娘は人志向と真逆なタイプです。
タイプの全く違う娘のメンタルサポートがうまくできるのか一抹の不安を抱えての受験本番時期となりました。
◆1月の受験後に娘から言われた言葉
そして第1弾の埼玉受験が終わった後のこと。
娘「思った通りに出来なかったからダメかもなぁ」
私「そういう時は皆も出来てないから大丈夫だよ!(問題用紙から簡単なものを選び)これ解けた?」
娘「それは解けた」
私「すごいじゃん!ナイス!」
娘「あーもうそれ以上聞かないでー!不安になるから!!」
私「わかったわかった。でも私はなんか受かってるような気がするな〜➚」
娘「もうそういう事言わないで!!」
私「・・・??えっ?じゃあ何て言ってほしいの?」
娘「私が「ダメかも」て言った時は「そうか、じゃあダメかもね」って言ってほしいの!」
私「えー(;゚д゚)!? ママも「ダメかもね」なんて言ったら余計に落ち込まないの??」
娘「受かるかもって言われてもし落ちてたら、その時の方がもっと落ち込むから・・・」
そう考えるのかー!!と思わず口を開けたまま暫くフリーズしてしまった私でした。
◆常に共感してほしい人志向タイプ
娘は家族や仲間に共感してもらう事で心が落ち着くタイプのi-colorオリーブ(人志向)です。
i-colorの特徴はわかったつもりでいましたが、まさか不安を抱えた時にも励まされるのではなく不安な気持ちにそのまま共感してほしいとは・・。どんな事があってもプラスに変換したがる私の考えの域を超えていました。
◆受験結果は
そして1月の受験結果は、第1弾の「出来なかった」と言っていた中学が合格し、次に受験して「意外と出来た!」と言っていた中学が残念な結果に終わりました。
後者の中学を受験した時は、私も前回の反省を踏まえ
娘「今日はまぁまぁいけたけど、私が出来た位だから皆もきっと出来てる気がする」という感想に対し
私「そうだね。出来た手応えがあってもダメな時もあるからねぇ」
と娘の気持ちに共感する返答をしました。そんな会話の後の不合格通知。
確かに娘の言った通り、「そんな事ないよ、受かってるかもよ!」と励まされて気持ちが盛り上がった後の不合格通知に比べれば、マイナス予測に同意された後の方が「やっぱりね」という受け止め方ができ、ショックも小さく済んだように感じました。
娘は今、来週から始まる本命の都内受験に気持ちを切り替え、1月の結果を引きずる事なく最後の勉強に励んでいます。
◆まとめ
受験という新しい進路を決める大切な場面。こんな時は受験生の気持ちを出来る限り荒立てたくないもの。
特に普段から意見が食い違いやすい価値観の違う親子の場合、親側が細心の心配りをしてほしいところです。
試験直前は自信を持って臨めるように子どものタイプに合わせた励ましの言葉かけをし(詳細は下記ブログ参照)、試験終了後はアレコレ言わず、子どもが求めるリアクションをして気持ちを穏やかに保てるように努めてあげたいものですね。
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