今年のバレンタインデーは日曜日でしたね。これを受けて子ども達の間では、友チョコをあげる派とあげない派に分かれたようです。我が家の娘2人は見事に意見が分かれていました。
◆長女(自分軸志向)にとっての友チョコ
i-colorオレンジ(自分軸志向)の長女にとってバレンタインデーは『外せない楽しみな年間行事の1つ』になっています。
本命チョコだけでなく友チョコにも本当に手間をかけ「去年よりも美味しくかわいく綺麗にできるか?」という事に注力している感じ。
小学1年生の頃から手作りしているのでチョコ製作歴は既に10年目。今年はプチガトーショコラとクッキー2種類とトリュフを作り、大量に友達に振舞っていました。本命チョコなんてお店で売っているレベルの出来栄えでした。
友チョコに『友達への日頃の感謝』などの意味合いは皆無で(笑)、自分の作品を披露する場になっているようです。
そして長女が帰ってくるなり喜んで話してくれたのは
「「おまえの作ったチョコは毎年美味しいから今年ももらいに来たよ!」って友達が何人も他のクラスから食べに来たんだよ~♪」
という話。自分が頑張って完成させた作品を評価してもらえた時が彼女にとって最高に嬉しいツボなのです(^^)
そして友人達にヒアリングしたところ、長女と同じタイプの女性は皆『チョコの完成度にこだわる』という共通点がありました。
更に、自分が納得できるチョコが完成しなかった場合今回は友達にあげずホワイトデーに再度ちゃんと作り直す!という選択をした子が複数人いたのも驚きでした。せっかく作ったのにもったいないな〜という思いと、友達や先輩からも友チョコをもらっているのにその場で返す事を選ばず延期する勇気もすごいな(^_^;)と感じました。
作品としての結果にこだわる自分軸志向タイプの価値観がありありと見えた面白いエピソードでした。
◆次女(共感志向)にとっての友チョコ
それに対し、i-colorオリーブ(共感志向)の次女は友チョコに全く興味を示さず「今年のバレンタインは日曜だ、やった!沢山チョコ準備しなくていいや!」と半ば喜んでいました。共感志向タイプは大切な友達に喜んでもらう事が大好きなので友チョコも気合いを入れると思いきやこのリアクションに、私は驚きを隠せませんでした。
そしてi-color仲間にヒアリングしたところ、その理由がわかりました。
理由1:友チョコは単なるチョコの交換で、そこに気持ちがこもっていないから興味が湧かない
理由2:相手が自分より立派なチョコをくれたらどうしよう?どんなのを作ればいいんだろう?と悩み過ぎて
いっその事あげないと決めた方が気持ちが楽だから
追加:但し、仲良しの友達から「友チョコ一緒に作ろう♡」と誘われれば喜んで一緒に作る
という答えが返ってきました。
常に気持ちのこもった対応をしたい&してほしいと思うこのタイプにとって「はいどうぞ」とモノを交換して食べるだけのイベントには気持ちが乗らないようです。でも一緒に作るなら作る楽しさを共感できるので作るという選択もなるほど納得です。
◆まとめ
友チョコひとつとってもこれだけ考え方や思いが違うのですから、人と人のコミュニケーションは難しい訳ですね。
ちなみに我が家にはいない展開志向タイプさんに友チョコについて聞いてみたところ
・あまり興味はないが周りの盛り上がりに合わせる
・作るなら合理的に大量に同じものを作ってバーっと配る
・本命チョコだけは高価なものを買う
との事でした。さすが空気を察する能力がピカイチの展開志向さんらしいお答えでした☆