静の高橋由伸と動の金本知憲 俺流タイプの2監督対決が見どころ

大好きなプロ野球が開幕しました!今年はセ・リーグの監督が全員40歳代という若さに一新し、各チームがどんな戦略やカラーを作っていくのか今から楽しみです。中でも気になる読売ジャイアンツの高橋由伸監督と阪神タイガースの金本知憲監督に注目してみました。

◆金本監督はパワー溢れる野球少年タイプ

金本監督の鉄人のような身体と精神力の強さは多くの人が知るところでしょう。監督になってからも「エネルギーがみなぎった、失敗してもどんどん前進するような勢いのあるチームにしたい!」と語っています。

i-colorで見ると、誰よりも負けず嫌いなエネルギー溢れるコーラルが大半を占めています。自分らしいやり方を押し出す自分志向グループのひとつです。
これはジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督と同じカラーです。選手以上に目立ってしまう程のオーラを持ちつつ、少年っぽい無邪気さとがむしゃらさが魅力のi-colorコーラル。そしてチームの選手達も監督のパワーに引き寄せられながら強くなっていく・・そんな『金本組』的なチームが出来上がりそうな予感です。

既に監督からの命を受け、昨年まで寡黙に戦うクールなイメージの強かった鳥谷敬選手もキャラを変え、キャンプ時から積極的に声を出し若手を引っ張っていく存在になろうと努めています。各選手の熱い気持ちが全面に出た好プレーの数々が期待できそうです!

◆高橋監督は分析力で冷静に戦う長老タイプ

それに対して、高橋監督は「今シーズンは自分の采配が勝敗を左右する」と意識し、今の意気込みを一言で求められ『決断』と答えていました。

高橋監督のi-colorは金本監督と同じく自分志向グループですが、対極のタイプであるオレンジです。(偶然にもジャイアンツカラーと同じですね)
オレンジの監督で有名なのは、バレーボール女子日本代表の眞鍋政義監督、そして昨年日本一になったソフトバンクの工藤公康監督です。

眞鍋監督は大学院時代スポーツ科学研究科に所属し、論文「バレーボールのセッターのトス回しに関するゲーム分析的研究」で修士号を取得しています。まさにデータ分析の鬼です(笑)そして日本代表監督になってからも、試合中は手にiPadをマジックテープで留め、常に分析データ表を見ながら選手起用しています。

Manabe Kantoku1

これにはもう1つ理由があります。それは選手をえこひいきなく平等に采配している事を明確に示し、選手からのクレームや不信感を起こさせないための策だと言います。オレンジ特有の無駄のない効率的な采配です。

ソフトバンクの工藤監督も昨年独自の投手起用法を実践し成功していました。それは1軍と2軍の投手のローテーションを同タイミングで組んでいた事です。これにより1軍で調子を崩した投手に代わって2軍投手を上げる際、同じローテーションを組んだ投手から選抜すれば、再調整を行う必要がなくすぐに1軍で起用できるという素晴らしく無駄のない効率的な采配です。

Kudou&Matsuzaka

高橋監督はどんな由伸流の分析力を生かした采配を見せてくれるのでしょうか。

◆まとめ

毎年白熱する巨人vs阪神戦。昨年東京ドームで巨人vs阪神戦を観戦した時も、熱狂的阪神ファンに囲まれ「ここは甲子園?」と思ってしまう程のファンの白熱ぶりでした(笑)
新生由伸ジャイアンツと熱血金本タイガース。それぞれの個性を生かした俺流采配はどちらに軍配が上がるのか?今シーズンもプロ野球から目が離せません!!

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