読者からの嬉しいエピソードが届いています【その1】

初の執筆本『子どものやる気を引きだす親 うばう親』が発売して2週間が経ちました。
早くも、お読みいただいた方々から、ホームページ経由でコメントが届き始めています。皆さんからのお声や事例をお聞かせいただけるのが、何よりも嬉しい私です!本当にありがとうございます!!
今日はその中から、2つほど選んでご紹介させていただきます。

◆「言葉を変えただけで、子どもが動くようになりました(^^)」

まずは、【独立ママ】からの【共感息子Rくん(5歳)】についてのコメントです。
いつも出かける準備に時間がかかるRくん。習い事に遅れそうになりながら歩いている途中に、運悪く雨が降り始めてしまったのです。ママは不機嫌な顔をして
「ほら、もう早くしてよ!」といつものセリフで急がせると、Rくんは
「なんだよ、いっつも早く早くって!!」
とふてくされてしまったのです。

その時、ママは本に書かれていた【共感キッズ】のアプローチポイントをふと思い出し、
「早くしないとママの大事なRくんが雨に濡れちゃうでしょ?」
と言い直したところ、彼は目を大きく開けて驚きつつも、急ぎ足になってくれたそうです。

そして「これはいい!」と体感したママは、毎朝眠くてグダグダしているRくんに
「遅刻したら、ママの大事なRくんが先生に叱られちゃうの見たくないな~。だから早く着替えてほしいな~」と優しく言うと
「しようがないなぁ」と言いながらも、いそいそと支度を始めるようになったそうです。
母からの愛情を先に受け取れば、その後の要望も素直に受け入れてくれる【共感キッズ】。わかってしまえば、可愛い純粋なタイプの子ども達です。

【独立ママ】からすると、やや甘やかしに感じるこれらの言葉かけですが、「これでお互い気持ちよく動けるのならOK!」と、効率的に動けるメリットを取って、他の【独立親】の方々にもお試しいただきたいです。

◆「試合本番で緊張が取れて、良い記録が出せました!」

こちらも、【独立ママ】と【共感息子くん】に関するコメントです。

彼は好きな個人競技を日々楽しんで練習しているものの、試合本番では練習のような好記録が出ないのが悩みの種だったそうです。
本でタイプを調べたところ、予想通りの【共感タイプ】。練習では仲の良い友達が周りにいるので楽しみながらのびのび力を発揮できるものの、試合では周りは知らない選手ばかり。いつもと違う環境で1人きりになり心細く、人一倍緊張して結果が出にくいのでしょう。
そこで、本番前に
「試合中もお母さんやコーチが近くにいると思ってね。ずっと見守って応援しているから安心して」と笑顔で声かけして送り出したところ、始めて練習通りの良い記録が出せました!とのご報告でした。
親御さんも、こんなことで記録が出るとは思わなかったので、本当に驚いたと喜びのコメントを下さいました。

◆まとめ

【共感キッズ】は、むりに1人で頑張らせずに、心の支えとなる親・コーチ・親友がいつも自分の気持ちを受けとめて応援してくれていると感じられれば、十分に力を発揮できるのです!

「うちの子は緊張しやすいからダメ」なんてマイナスな決めつけだけは決してしないでくださいね。
人間は気持ちの持ちようで、いくらでも自信を持って実力を出し切れると私は思っています。
特に親御さんがわが子の力を本気で信じること。これがもっとも大切なポイントだと感じています。

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