4月になりやっと学校もスタートしましたね。担任の先生が変わったクラスもあり、子ども達はまだ落ち着かない様子です。
そして我が家はと言うと・・次女がやや荒れ気味です。ちょっとした事ですぐイライラして日々家族に当たっています。そんな次女にちょっとした変化がありましたので、思春期&反抗期の娘さんをお持ちの方々に向けて、ワンポイント情報としてご報告します。
娘は反抗期真っ最中
4月から小学校6年生になった我が家の次女。彼女は家族で唯一の男性である父親の言動を特に嫌うようになってきました。反抗期とちょっと早い思春期の両方でしょうか?
次女が嫌がる表情を見せた時、父親がサラッと流せばよいものを、幼少期の無邪気な娘の残像を追い求め諦めずにしつこく構い続けるので一層嫌がられる始末。「旦那は小学生の頃、好きな女の子の気を惹きたくていじめちゃうタイプだったんだろうなぁ」と容易に想像できる行動です(^^;)
次女の機嫌が珍しく良かったある日、私は1つ質問をしてみました。
母 「ねぇ、今もしパパとママが全く同じセリフを話しかけても、ママが言った時は普通に聞けるのにパパが言ったら嫌がるでしょ?」
次女「うん」(即答)
母 「なんで?」
次女「う~ん、何でかわかんないけど、も~とにかく嫌なの!!」
チーン(・・;)・・・パパご愁傷様。でもこれは生物学的にも通らなければいけない道。異性の親子はちゃんとお互いを寄せつけなくなるようにできているんですね。こうして父と次女の負のスパイラルはどこまでも続いていました。
次女から突然の質問
ところが、先日学校から帰って来るなり、次女が私に質問してきたのです。
「ねぇ、うちのパパってカッコいいの?」
唐突な質問に驚きを隠せませんでしたが、これは旦那のイメージ挽回のチャンス!と思い
「えっ?そうだけど今まで知らなかったの?」とサラッと答えてみました。そして
「なんで突然そんな事言うの?」と聞いてみました。
話によると、クラスメイトの1人(女子)が『お父さんイケメン選手権』をしようと言い出したところ盛り上がり、女子7~8人でお父さんの写真を持ち寄り1位を決めたというのです。高学年の女子の遊び恐るべしです。そして娘のお父さんが光栄にも1位に選ばれたものの、なぜ選ばれたのか意味が全くわからなかったと言うのです。
父親は別枠の男性
私も自分の幼少期を思い出してみました。私の父は仕事漬けで家にいるのはわずかな時間、一緒に遊んだ記憶はほぼありませんが、父の事は尊敬していました。ただ、「カッコいいレベル」がどの位だったかと聞かれると確かに即答できません(^^;)
私の中の父親も、次女にとっての父親も、生まれた時から見慣れてきた「父親」というジャンルの中の唯一の男性です。他のお父さん達と比べてどうかと考えた事がなかったため、友達の中で評価されてもよくわからず困惑したのでしょう。
親友からの言葉が最も響く時期
次女のi-colorはオリーブ。最新情報や流行を取り入れ、常に人より背伸びをしてカッコよく見せたいタイプ。もちろん自分の家族のファッションチェックにも厳しい目を光らせています。幸い私の旦那、つまり次女の父親は比較的外観を意識する方であり、また少しでも若く見られようとスポーツをして身体を鍛えていますので、その点では次女の許容範囲内だったようです。
そしてクラスのお友達との『お父さん選手権』では他のお友達から好評価を得られ無事1位を獲得(・・と言ってもわずか7~8人の中での1位ですけどね(笑))これはi-colorオリーブの次女にとっては、父親を評価されただけではなく自分の評価も上がったように感じたのかもしれません。私にこの話をしている時も、次女はまんざらでもない表情を見せていました(^v^)
今回の一番のポイントは、自分の信頼できる友達から父親を評価された点なのです。思春期&反抗期の女の子には、信頼できる友達からの言葉が最も響くのですね!
こうして「〇〇ちゃんのパパってかなりカッコいいよね!」と言われた一言のおかげで、次女の父親に対する見方は大きく変わりました。それ以降、スキンシップは相変わらず嫌がって逃げていますが(というか早くやめましょうお父さん!)、一時期のように何を話しかけても癇に障るような返答をする事はなくなり、反抗期前のように普通のコミュニケーションが取れる日もできるようになったのです。
思春期・反抗期娘のお父さんに気をつけてほしい事
次女のようなタイプでなくても、思春期女子の大半はファッションや見ために興味が向いています。お父さんの顔、形は変えられないものの、清潔感が保たれているか否かは、彼女達のお父さんに対するイメージを大きく変えるのです。
思春期の女の子がお父さんを悪く言っているところを聞くと「タバコ臭い」「髪型、意味不明」「洋服のセンスゼロ」・・と見ための内容が大半です。思春期娘から見て外観的に合格点でないお父さんから「もっと勉強しろ」「SNSやり過ぎ」など命令口調で話されても、「最近どうなの?」なんて急に慣れ慣れしく近況を聞かれても、残念ながら彼女達は心を開いてくれないようです。
まとめ
思春期&反抗期の子ども達は、ちょっとした事がきっかけで物事の捉え方が大きく変わる時期なのかもしれません。
とにかく親とのコミュニケーションを最も毛嫌いする時期ですから、むやみに距離を縮めたり近況を聞き出そうとしないのが得策です。
そして、今回の次女の体験をふまえて考えると、彼女達に何か大切な事を伝えたい時は、その子が信頼している人(親友・祖父母・習い事の先生・部活の先輩など)と日ごろから良い関係性を作っておき、彼らから話してもらうのも一策のようです。
最後に娘を持つお父さん方。まずは清潔感をアップさせるべく、さっそく美容院に行って若者に好まれるスッキリしたヘアスタイルに変更してみてはいかがでしょうか?娘さんのパパ許容範囲が少し広がるかもしれませんよ(^^)
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「というか早くやめましょうお父さん!」に爆笑しました。
父親も娘の成長にあわせて身も心も成長しなくては・・・ですね。世のお父さん!
その通りですね。
でも父親にとって娘はいつまでも小さい時のままらしく・・。困ったものです(^_^;)