口を変えて伝える大切さ

コロナ感染者数がやっと減少し始め、東京都でも6月1日から自粛要請が1ステップ緩和されました。しかしその途端、急に気持ちが緩み行動範囲を一気に拡げてしまう人が出ているのも事実です。

『人の価値観は個々に違う』ので、ある程度は仕方のない事かもしれません。しかし、これでまた感染者数が急増し、自粛→緩和が短期間に何度も繰り返されるのは避けたいところです。

 

◆価値観の違う相手とのコミュニケーション方法

私はスポーツチームや親子関係のご相談に乗る中で、価値観が大きく違う相手へのアプローチ法や言葉の選び方を日々アドバイスしていますが、チームや親子に限らず、あらゆる人とコミュニケーションを取る際に意識すべきなのが『価値観の違い』だと思っています。

「私はこう思うの!」と自分の思いだけを一方的に話しても伝わらない時は、相手の気持ちになり替わり「彼には別の視点から伝えた方が受入れやすいかも」と予測しながら言葉を変えて話すと伝わりやすくなるものです。更に言えば、言葉を変えるだけでなく、彼がいつも耳を傾ける(=素直な気持ちで聴ける)相手にお願いして「口を変えて伝えてもらう」と、驚くほどすんなり聞いてもらえるものです。

 

◆コロナ禍での国民への伝え方

それなら、今回のコロナ自粛要請の解禁時も、安倍首相や各知事だけが発信するのではなく、別の発信者を多数指名して各所で言葉を変え口を変えて発信すべきだったのではないでしょうか。

実際、小池百合子東京都知事は、自粛要請時にyou tuberのヒカキンに依頼し、彼はyou tubeを介して「#STAY HOME」を浸透させました。ヒカキンと言えば若者で知らない人はいない有名you tuberですから、若者は安倍首相や小池都知事の話より何倍も素直に耳を傾けたのでしょう。

そして自粛要請が1ステップ緩和された今、都内では繁華街で再び感染が広がっていると言われています。それなら、繁華街で働く人達やお店に足を運ぶ人達が耳を傾けそうな人からの発信が早急に必要そうです。すぐに頭に浮かぶのは、ローランドさん・GACKTさん。飲みに行きたいけれど自粛している(と思われる)著名人の代表?として明石家さんまさん、等々。

タレントの方々から発信していただく方が効果的なのは、親近感があり口調もフランクで、上からのお達し感・命令感がなく伝わるからでしょう。そして「一緒に頑張りましょう」という言葉から一体感や親密感が感じられるのでしょう。

もし、コロナ感染拡大が一昔前だったら、たとえ著名人が意見を言ったとしてもTVやラジオで発信される程度に留まったでしょう。しかし今やSNSの時代です。著名人が一言発信すればあっという間にシェアされ、日本中世界中に拡散されるのです。

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誰も予想できなかったコロナの感染拡大ですが、SNSが浸透している今の時代ならではの工夫がもっとできるはず。現代の機能と知恵を最大に活用して、国民の行動自粛の足並みを今以上に整え、コロナ拡大を抑え共存していきたいと強く感じます。

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