今日はバレンタインデー。毎年手作りが恒例となった我が家では、先週末から準備が進んでいました。
ここ何年かは私の出番はゼロ。クック○ッドが娘達の先生です。今年は一緒に作っていたこの2人の様子に個性の違いが表れていました。
◆自分なりのこだわりを持って作る長女
長女は何事も結果重視のi-colorオレンジ。
・自分ならではの工夫を加えて作る
・味をしっかり確認して自分が納得できる品にする
・あげた友達からホンネの高評価がほしい
・自分の分もしっかり確保し、自分で食べる楽しみも持つ
などが、彼女のこだわりポイントです。
最近はミスしなくなりましたが、小学生の頃チョコを溶かす火加減を失敗して舌触りが悪く仕上がった時、納得いかずに板チョコを更に買いに行き、一から作り直していました。「バレンタインの手作り品の評価=自分自身の評価」と捉えるようです。
◆自分で作る事を重視しない次女
次女のi-colorはオリーブ。大切な仲間のためなら自分の事は後回し。でも仲間の前ではカッコ良く一歩前を歩いていたい。
そんな次女のバレンタイン作りは、多少は手伝うものの基本はお姉ちゃん任せだったようです(長女談)。自分が興味のある飾り付けは手伝うものの、手間のかかる生地作りや片付けはほぼお姉ちゃん任せだったので、長女は不満げでした。
・面倒なことを他人に任せる事に抵抗なし
・他力でも、友達から「こんな上手に作れるなんてすご~い!」と言われるレベルに仕上げたい
・大切な友達の喜ぶ顔が見たい
これが次女のこだわりポイントなのです。
私は、昨年も今年もバレンタイン作りの日は仕事で外出していました。
すると私のLINEに「見て見て~!」のメッセージと共に、完成までの途中経過写真がジャンジャン届きました。
今年は、クッキー2種類とミニマドレーヌに加え、私が作った事のないフロランタンまで完成させ、私のレベルを遥かに超えていました。
「子どもは手をかけ過ぎず、好きなことに没頭させるのが一番」ですね♪
◆友達の反応は?
さて、2人が完成したお菓子を渡して帰ってきた時のコメントにも、個性が表れていました。
長女:「めっちゃ、好評だったー!!マドレーヌは「さっくり&しっとり」のW食感で人気だったし、フロランタンも「なにこれ?すんごい美味しい!!」って言ってくれて、クラスの皆が集まって来て、あっという間になくなったよ♡来年もこれ作るね!」
やはり、長女は友達の高評価コメントが一番のモチベーションポイントになっているようです。
それに対して次女は
次女:「前の日にすごい上手に作った子がいたから「私のはダメダメだよ」って言いながら仲良しの友達に順番に配って回ったの。そしたら「そんな事ないよ。クッキーの色合いがかわいい♡」って喜んでくれて嬉しかった!」
次女は味のコメントよりも、それを通して親友が喜んでくれたか、そして自分のイメージが良くなったかが大切なようです。
◆カップルで志向の違いがあると・・・
今年は長女も次女も(残念ながら)本命チョコはなく、友チョコのみ。多くの友達にあげた分、自分のこだわりポイントに響く声かけを友達からもらえて満足していました。しかし、もしカップルでこだわりポイントが違うと大変です。
①長女タイプの彼が、次女タイプの彼女からクッキーをもらい、自分の好みの味でなかった場合
→「ありがとう。でも、このクッキーちょっと甘過ぎだから、次回は砂糖をもっと減らした方がいいかもね!」
なんてアドバイスを悪気なく言ってしまうでしょう。これを聞いた次女タイプの女性は
「味より気持ちを先に受けとめてよ!」とカチンと来るでしょう。
②次女タイプの彼が、長女タイプの彼女から数種類の手作りスイーツをもらった場合
→「ありがとう♡僕のためにこんなに作ってくれたんだ!この気持ちが嬉し過ぎてもったいなくて食べられないから飾っておくよ!」
と、自分のために手作りしてくれた事に心から感激してくれるでしょう。
しかし長女タイプの女性のホンネは
「喜んでくれるのは嬉しいけど、今が一番美味しいのだから早く食べてほしいのに…」とやや不満を感じるでしょう。
志向タイプが違うと、これだけコメントが違ってしまうのですから、コミュニケーションにおいて『気遣い』は必須なのです。
好きな人の志向タイプは事前に知っておいた方が、たとえ意外な反応をされてもイラっと来る事なく、大きな心で受けとめられそうですね♪
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