稲葉ジャパンで輝いた選手達の共通点

アジア諸国の野球発展をメインテーマに新設された「アジアプロ野球チャンピオンシップ」。稲葉監督のもと招集されたのは、参加資格(24歳以下または入団3年目以内+オーバーエイジ枠3名)を持った若手選手達です。

初戦こそ延長までもつれ苦戦したものの、『負けたら終わり』の短期戦で選手達が粘りを見せ、見事優勝を飾ってくれました!

◆今永投手の好投とポジティブ思考
特にすばらしい活躍を見せたのは、チャイニーズ・タイペイ戦で6回12奪三振と完璧に抑えたDeNAの今永昇太投手です。打たれる気がしないほど気迫に満ちた投球を続ける今永投手でしたが、この試合で唯一4回にピンチな場面がありました。アンラッキーなポテンヒットに続き、内野手の悪送球で無死1、3塁になった場面です。しかし、ここで今永投手は、

「守備のミスもアグレッシブに行った結果だったので、これをピンチと思わず、“みんなの信頼を勝ち取れるチャンス”だと思って投げました」
(参考記事:http://www.japan-baseball.jp/jp/news/press/20171118_4.html)

と試合後にコメントしていました。そしてこの後、見事に後続の打者を3者連続空振り三振に抑えて、同点のホームを踏ませなかったのです!
今永選手のi-color(統計心理学によるタイプ分析)は、本質がターコイズ(直感タイプ)、外面スイッチがゴールド(独立タイプ)。どちらも「何とかなるさ」の希望的思考の持ち主だったのですから納得です。
ピンチの場面でここまでポジティブに捉えて攻めの投球ができる投手も多くはないでしょう。
今後、日本代表エースとしてチームを精神的にも牽引していく重要な選手となるのは必至です。

◆国際大会が大好きな直感タイプ

打者を見て驚いたのは、活躍した選手のi-colorがみごとに一致していたことです。
MVPの活躍を見せた外崎修汰選手(西武)を始め、大事な場面でタイムリーやホームランを打って試合の流れを一気に日本に向けてくれた
上林 誠知選手(ソフトバンク)、西川龍馬選手(広島)、松本剛選手(日本ハム)
この4選手の本質カラーは、全員『直感タイプのレッド』なのです。

i-colorレッドのアスリートは
★オリンピックや世界大会、日本シリーズなど大きな大会でスイッチが入る
★持ち前の短期集中力でパワーを一気に発揮する
★『ピンチこそ自分が活躍できるチャンス』と捉えるポジティブ思考
★直感力を活かして瞬発的に判断できる
という傾向を持っています。

まさに、超短期戦で負けたら終わりの「アジアチャンピオンシップ」で、彼らの本気スイッチが入り大活躍を見せたのでしょう。
ちなみに、WBCで圧巻のピッチングを披露して世界的にも一躍有名になった千賀滉大投手もi-colorレッドです。まさに上記4選手も、千賀投手のように国際大会で注目を集めることとなったのです。

◆まとめ
2020年東京五輪、2021年WBCに向け、若手選手に国際大会を経験させる機会となった今回のアジアチャンピオンシップ。
予想以上に、短期戦向きの選手が多数結果を残せた、実りの多い大会になったのではないでしょうか。
活躍した選手達がこの貴重な経験を自信に変え、3年後の東京五輪で世界的に注目される選手になるべく、更にモチベーションスイッチを入れたプレーを披露してくれることを期待しています!

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