GACKT毎春恒例の卒業式サプライズ

卒業式や卒園式の報告が多く聞かれる季節になりました。そんな季節に毎年サプライズライブをしているのがGACKTさんです。

 

◆卒業式サプライズに込めた想い

GACKTさんは自身のブログで、卒業式サプライズライブについてこう書いています。

(以下、ブログ抜粋)

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卒業式は全国で同日に行われるため、毎年一校だけのイベントとなるが、

こうやって未来を歩く生徒たちに想いを届け、ほんの少しだけ彼らの背中を押すことを

ボクの影響力が少しでもあるうちは頑張って続けようと決めた。

生徒たちに届けるだけじゃなく、生徒たちから熱い想いを受け取ることもまた、

こうやって音楽を続けてきてよかったと心から思える瞬間だ。

(中略)

生徒のみんな一人一人見ながら、メロディーをゆっくりとなぞる。

涙を流す生徒のたちの姿が眼に映る。

一生忘れない瞬間になってくれるはず・・・。

きっと何年か後に、辛い時や苦しい時にも

この日のことを思い出して頑張ってくれるはず・・・。

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この日に歌うのは、自身で作詞作曲した『野に咲く花のように』。これは1年に1回、このサプライズライブの時にしか歌わない特別な歌なのです。そしてGACKTさんからは

『夢は見るものじゃない。夢は叶えるもの。

そして夢を叶えること、それは強い意志を貫くこと。

君たちの未来に期待します』

というメッセージが贈られました。

 

◆twitterのコメントも秀逸

ファンや学生からどんな質問が来ても真剣に答えるGACKTさん。そのコメントが何万件もリツイートされる事も多々あります。

また、どんな事態が起こってもポジティブに捉え、秀逸な言葉でまとめています。例えば、愛車が接触事故にあった時も

「クルマは傷ついたものの、怒りより衝撃をほとんど感じなかったベントレーの強靭さに感動」

「クルマは直せばいい。怪我はないし怒る必要もなし」

更には

「相手は慌てて逃げて行ったよ。まあ、よほど怖かったんだろうか…まあ、クルマがクルマだし。
怪我してなきゃいいが…」

と、当て逃げした相手のことまで気遣うという懐の深さを見せてくれています。

 

◆GACKTさんの志向タイプ

GACKTさんのi-color(統計分析データに基づいた志向タイプ分類)を調べてみると、本質面は共感タイプのピンク、対外的に見せる面は独立タイプのオレンジという相反するタイプを持ち合わせていました。

「若い頃は自分を強く大きく見せることに精一杯だった」

と話すGACKTさん。外面に持つ独立タイプの面が強く出ていたのでしょう。

しかし、大人になってからの彼の行動はまさに本質の共感タイプらしさが全面に表れています。

icolorピンクの1人に松岡修造さんがいます。やり方は違えど、自分の行動や発言から、多くの若者に勇気と自信を与えたいと願う想いに近しいものを感じました。

 

◆サプライズライブの効果

サプライズライブで、多くの学生たちの心に響く歌とメッセージを届け続けているGACKTさん。

実はこのサプライズを始めたきっかけは、12年前のこと。「定員割れの危機の学校を救って欲しい」というラジオへの投稿に対し、GACKTさんは「自分で行動を起こして入学希望者を増やせたら、君の卒業式に行って歌を歌う」と約束。その後、投稿した男子高校生は努力して定員割れを回避し、GACKTさんは約束通り彼の卒業式でライブを開催したのです。

その時に手紙を送った男性は、なんと4年前からGACKTさんのマネジャーになり、現在自分がきっかけとなった卒業式サプライズライブの開催に携わっているのです!まさに、GACKTさんの言葉や行動が彼の人生を大きく変えたのでしょう。

 

今年もサプライズライブを受けた卒業生たちが、歌とメッセージから優しく背中を押され、未来に踏み出して行ったことでしょう。

GACKTさんのように子ども達に自信と勇気を与えられるよう、私もアドバイザーの仕事を実践していきたいと改めて思えた心引き締まった日でした。

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