東京の桜も満開になり本格的に春がスタートしたようです。この良い季節に片岡愛之助さんと藤原紀香さんが婚約発表されました。会見を聞いたところ「プロポーズはなかった」との事。プロポーズがなくてどうやって結婚届を書くまでに到るのか不思議です(笑)。
『プロポーズ=気持ちを言葉で伝える』という事ですが、気持ちの伝え方はi-color(統計心理分析)による志向タイプでも明確に分かれます。
◆タイプ1:空気感で伝える人
このお2人もそうですが、このタイプは人の感情や状況を雰囲気で感じ取り、常に場の空気を察する事ができる人達です。この方々がよく口にするのは「その位言わなくてもわかるでしょ?」というセリフ。しかし違う志向タイプの人には言葉で伝えなければ理解してもらえません。
愛之助さんが以前付き合っていた女性は違う志向タイプのため「別れ話なんて聞いてません」と言っていましたが、愛之助さんからすれば「空気感からもうわかるでしょ?」という状況だったのでしょう。それに対して紀香さんは空気感で読み取れる人。言葉がなくても結婚するタイミングを察する事ができたのでしょう。
◆タイプ2:言葉で明確にする人
このタイプは前述のタイプ1と大きく違い、空気感で察するのは苦手な人達です。自分自身が雰囲気で感じ取れないため、自分の気持ちも全て言葉で言わなければ相手には伝わらないと思っている人達です。その分何でも思った事をストレートに言葉にしがちですので失言も多いです。アスリートで言えばサッカーの本田圭佑選手がこのタイプと言えばわかりやすいのではないでしょうか。
また「結果を明確にしたい」とも考えているため、相手に他に好きな人がいるとわかっていても自分の気持ちを伝える人も多いです。そして撃沈しても結果がはっきり出れば気持ちも新たに次の恋に進めるようです。
◆タイプ3:言葉を大切にする人
このタイプはタイプ2とは違い、人の表情や言葉にひじょうに敏感に反応する人達。その分言葉に込める思いも深いです。好きな人には思いを込めて手紙をしたためる傾向があります。
堀北真希さんと結婚した山本耕史さんはこの志向タイプ。「嵐が丘」共演中に40通の手紙を渡しています。本人曰く「ラブレターではなく演技のアドバイスの手紙です」と言っていますが、これだけ多くの手紙をもらえば内容がどうあれ気持ちも伝わるというものです(笑)。また「彼女が難しい演技に困っているように見えたので」とも話しています。直接相談されていなくても、堀北真希さんの困っている表情を見て心配で放っておけなかったのも、このタイプらしい行動です。
◆タイプが違うと受け止め方も違う
これだけ気持ちの伝え方が違うとコミュニケーション上での勘違いも多々起こります。
例えばはっきり言葉にするタイプ2の人から、言葉にこだわるタイプ3の人にアドバイスする時。タイプ2の人は「自分が思った事をストレートに伝えるのが良い」と思っているため「ここがイマイチだから直した方がいいよ!」と言ってしまいます。相手を悪く言うつもりは毛頭なく、より良くなってほしいという思いからのアドバイスです。しかしタイプ3の人には「イマイチ」というマイナスな言葉だけが心に刺さり「そんな言い方しなくてもいいのに・・」と傷ついた思いがいつまでも残ってしまうのです。
また、気持ちを言葉にせず察してほしいタイプ1の人がちょっとした行動で自分の思いを相手に伝えようとしても、察するのが苦手なタイプ2の人には全く伝わりません。そして「何も言ってくれないから私には関心がないと思っていた」という気持ちのすれ違いが起こるのです。
◆まとめ
自分の思いを相手に伝える事の難しさは、こんな志向タイプの違いも影響しているようです。なかなか相手に気持ちが伝わらない時は、アプローチ法を変えてみると意外に簡単に伝わるのかもしれませんね。