イチローの笑われた経験をバネにする強さを子ども達にも持たせたい

イチロー選手が日米通算4257安打という大記録を樹立しました。この大偉業を達成しても、いつも通りクールな表情を見せていたイチロー選手。しかし、記者会見ではいつになく熱く語る瞬間が見られました。

大きな夢を笑われてきた

彼は会見でこう語りました。

僕はいつも笑われてきました。小学生の頃毎日練習を続ける中「あいつはプロ野球選手にでもなるのか」と近所の人から笑われ、悔しい思いもしたけれどプロ野球選手になり首位打者にもなった。次は大リーグに行く事が決まり「首位打者になってみたい」と言うと、また笑われた。でも2度首位打者を達成してきた。

常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にはある。これからもそれをクリアしていきたいと思っている。

イチロー選手のi-color

イチロー選手の本質を表すi-colorターコイズ枠にはめられた環境が大嫌いで、世界的大舞台で自由にしなやかに行動する事を好むタイプです。まさに大海原を自由に泳ぐイルカの色なのです。

更にセカンドカラーのi-colorオリーブは、常にカッコ良い自分を見せたい気持ちが強い人。子どもの頃から休む事なく365日練習を続け、時には明け方まで1人で素振りを続けても、人前ではその努力を微塵も見せず涼しい顔をしていたいのです。

いつでもガムシャラに闘志をあらわにする自分志向のアスリートとは大きく違いますね。

ポジティブ思考の希望優先タイプ

イチロー選手が持つi-colorターコイズとオリーブの共通点は、どちらも楽しい事がイメージできれば未来にチャレンジしていけるポジティブ思考型である事です。

この精神があったからこそ、他人が何を言おうと笑い飛ばそうと、子どもの頃から持っていた大きな夢に向かって歩み続けて来られたのでしょう!

子ども達に見習ってほしい『諦めないマインドの強さ』

英語教室で子ども達に将来の夢を聞くと、特に夢がない子ども達が多い事に驚かされます。そして「何かこうなりたいとかないの?」と聞き出そうとすると「健康で長生きしたい」と言われ、返す言葉を失いました(^_^;)

自己肯定感が先進国内でダントツに低い日本の子ども達。そのためか、友達に少しでも批判されたり反対されると、めげてすぐに諦める子が昔より多くなったように見受けられます。

1人でも多くの子ども達にイチロー選手の会見を聞いてほしい!!と心から強く感じています。

★どんなに他人に笑われようと自分の興味のあるものに対する夢や目標を諦めない事
★自分を信じてひたすら前進し続ける『ウサギとカメ』のお話のカメのような日々の地道な努力がどんな分野においても大切な事

を、この偉業を成し遂げた小柄でスレンダーなイチロー選手を見て感じて取って欲しいのです。

そして、イチロー選手が秘かに持っているであろう次なる大きな夢を応援せずにはいられません!

 

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