「出版企画書講座」でふりかえる出版までの1年

昨日は、アップルシード・エージェンシーさん主催の講座にて、出版社ご担当者さんと一緒に、今回の出版に至るまでのお話をさせていただきました。アップルシード・エージェンシーさんは、私の執筆本「子どものやる気を引きだす親うばう親」の出版でお世話になったエージェントさんです。

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◆1年前は受講生でした

今回の講座タイトルは『採用される書籍企画書作成講座』。実はちょうど1年前に私もこの講座に参加した1人でした。

講座では、出版企画書の事例なども見せていただきました。出版社さんにプレゼンするためには、図やイラストを駆使して様々な工夫を凝らすものだと勝手にイメージしていた私でしたが、意外にシンプルなまとめ方でいい事を知り、驚いたのを覚えています。

そして、企画書の書き方をひじょうにわかりやすくポイントをおさえてガイダンスいただけたため、講座終了時には「どうやって企画書を書けばいいか」がかなりリアルにイメージできたのです。

次に出版タイミングを考えた時、私の中では「リオ五輪前後がベスト」という結論に至りました。当初私が書こうとしていたのは、スポーツに関心の高い親子や指導者の方々をメイン購読者と考えていたからです。

そうなると、この講座直後にあった『作家養成講座一日コース』を受講しないと間に合わない!と気づき、すぐさま申込み、短期集中で企画書第一弾を作成して一日コースに臨んだのでした。この一日コースでは、参加した受講生の企画書にエージェントさんから様々なアドバイスやダメ出しをいただき、他の受講生からも質問や読者サイドに立った意見をいただき、あらためて作成し直した結果、今回の出版に繋がる企画書が完成できたのです。

◆すべてはタイミングが為せる業

今回の講座に参加された方々と共に私自身が楽しみにしていたのは、出版担当者さんのお話です。

執筆期間がひじょうに短かったこともあり、担当者さんとはゆっくりお話している時間がなかったので、私の企画書をなぜご採用いただいたのかを伺っていなかったからです。

すると、担当者さんは「五輪では必ずスターが現れるものなので、五輪に関わる内容の本を出したい」と思われ、そんな企画を探していたそうなのです。そこに「五輪のタイミングで出版したい」と書いた私の企画書が届き、目に留めていただけたそうなのです。

タイミングとご縁の重要さをあらためて感じざるを得ないお話でした。

◆3人の関わり方

出版に向けて、私(著者)と出版社さんと出版エージェントさんの3人が協力して進めていくわけですが、今回初めて出版するにもかかわらず、私的にはひじょうにやりやすく進められたのはなぜか考えてみました。(もちろんi-colorに基づいた分析です)

本では、i-colorの大分類である3つのタイプ(共感・独立・直感)に分けて書いていますが、実はこの3人はそれぞれに違うタイプでした。しかし、企業内でi-colorを活用する際は

1つのチームには3つのタイプが揃った方が、それぞれの違った観点から提案やリスク予測ができるのでベスト」と考えられています。そう捉えればベストな3人なのですが、とは言え根本的な考え方は違うので、意見がぶつかりそうなイメージもあるでしょう。

ここで関わってくるのは、生まれ持ったタイプの次に見る「外面タイプ」です。親子のように素で対応するのと違い、学校や職場など外的環境で出やすい志向タイプです。

出版担当者さんとエージェント担当者さんの外面タイプを見てみると、お2人とも「独立タイプ」でした。そして私の生まれ持ったタイプも同じ「独立タイプ」。つまり、お2人が仕事モードで見せる「独立タイプ」らしいきっちりした進め方や、全てを言葉に落として表現して下さる対応が、初心者の私にもひじょうにわかりやすかったのです。

もう1つのお2人の共通点は「希望的思考」であること。何か問題にぶつかっても「まぁ大丈夫でしょう」「とりあえずこれでやってみましょう」と、プラスの未来をイメージして走って下さるタイプなのです。

私は「リスク的思考」なため「万が一こうなったら」とか「もしマイナスなケースになった場合」というリスクを先に心配しがちなのですが、執筆期間が短い中、お2人の希望的観測と「大丈夫」という言葉に支えられたおかげで、必要以上のプレッシャーを感じずに短期間で書き上げられたのだと感じます。

◆今あらためて思うこと

約1年前、企画書講座に参加した時には、まさか1年以内に本を出版できるとは全くイメージできていませんでした。でも「どうしてもリオ五輪のタイミングに出したい!」という想いが、同じように考えていた出版ご担当者さんに届いたこと。また、偶然にもそのタイミングでの出版スケジュールに空きがあったこと等、多くの偶然が重なった結果だと感じ、ひととき感慨にふけってしまいました。

しかし、本は出版がゴールではありません。この本が1人でも多くの方に届き、人間関係の改善や、やる気アップ、ストレス軽減のお役に立てるように、今後もセミナー等を通して販促活動を継続していこうと強く思えた良い機会でした。出版したてにもかかわらず、この講座にお呼びいただけた事に心より感謝致します!

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