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こんにちは。子どものやる気アップと親子のコミュニケーションアップを応援していますスポーツキッズコミュニケーターのMAKOです。
先日TVで関根勤さんと関根麻里さん父娘が親子関係について話しているのを見かけました。あのお2人の仲の良さは有名ですね。思春期の娘さんを持つお父さん達からすると羨ましい限りでしょう。
今回は、私の娘友達(女子高校生)の生の声と関根父娘のエピソードを踏まえ、思春期娘とお父さんが良い関係を保つためのポイントを6つまとめてみました(*^^*)
その1.むやみに話しかけない・触らない
小さい頃は「パパのお嫁さんになる♡」なんて言っていた子も思春期になると急に冷たい対応になります。この時期は彼女達自身も「なぜかはわからないけどパパには近寄ってほしくないし触られたくない」そうです(^^;)ただ完全なる無関心はイヤで「1日1回位は声をかけてほしい」そうです。う~ん難しい乙女心・・・。
その気持ちを汲み取り、毎日朝食の時間や娘が登校する直前に一言だけ声をかけてみて下さい。長話や会話は不要。「いってらっしゃい!」に「元気になる一言」をプラスして気持ち良く送り出してあげましょう。
その2.基本は聞く姿勢
思春期でも女子はやっぱりおしゃべり好き。気分が良い時は自分の話を聞いてほしいもの。そんな時だけは内容が膨らむような質問をしてあげましょう。但し娘の答えに対して評価や反論はNG。あくまで傾聴の姿勢で聞き、返す言葉は「うんうん」「そうなんだぁ」と共感系の一言に限ります。それ以上話し始めると急にウザがられるので要注意です。
その3.やっぱりカッコいいパパが良い
思春期は自分の髪型、スキンケア、ファッション等細やかなところまで気になる時期です。その時にお父さんが中年太りになり髪もボサボサでTシャツにジャージ姿でいては、彼女達が離れていくのも当然なのです。
サッカー日本代表なでしこ監督の佐々木則夫さんは、女性選手陣に嫌われないように美容院でまめにカットするなど日々清潔感を保つ努力をしているそうです。
・髪型・スキンケア・体臭など嫌われそうな面をできるだけなくし清潔感を出す
・洋服も奥様の協力を得て、爽やかさと(無理のない程度の)若々しさを保つ
・メガネ・時計などディテールに流行を取り入れてみる
などの努力をしてみて下さい。そして時々「今日のネクタイどっちがいいと思う?」など、娘のファッションセンスを頼りにしている風な声かけをしてオシャレに気に遣っている様子も垣間見せてくださいね。
その4.おもしろいパパも好き
ここは関根勤さんが卓越している点ですが、あんなに面白い会話や行動はなかなかマネできません。
また、i-colorの観点で見てみると、関根勤さんと麻里さんはスキンシップが大好きな発案グループ同士なのです。寄り添うのが好きな2人だからこそ、幼少期からお風呂場でお父さんのお尻を使った〇ツ〇ツダンスなる遊びまで楽しめていたのです(笑)普通のお父さんがこんなスキンシップ法を取ったら驚いてしまう娘さんの方が多いでしょう。間違っても関根さんのマネをして、思春期の娘さんと急に距離感を縮めて関わろうとしないで下さいね(´▽`;)この時期に急に近づくのは逆効果です。
関根さんはこうも言っていました。「ぼくが娘にしてあげたのは毎日笑わせる事。そして「人生は楽しい、生きているって楽しい」って思わせる事でした。そうすれば外の社会でどんなに嫌な事があっても家に戻ってリセットできるはずと信じていました」と。
お父さんは笑わせる役、お母さんは美味しいご飯を作る役といったところでしょうか。両親の役割分担は各家庭によって得意分野で分けるといいと思います。何より「家に帰ると楽しくほっとする」と感じさせてあげる事を意識して接したいですね。
その5.何事も強要しない
お父さんと仲良しの関根麻里さんにも多少の反抗期はあったようです。彼女が高校生の頃「髪を茶髪にしたい」と言った時、関根パパは「学校のない土日とか夏休みだけすれば?」と提案。イヤだと言われた後は「高校は勉強に注力する時期。だからどうか高校を卒業してから染めて下さい」とお願いしたのです。また、彼女が「ピアスをしたい」と言った時は「高校卒業したらいくつ開けても結構です。だから今はやめて下さい」とお願いしたのです。
これらの返答のポイントは
・上から目線で命令口調で話さず、大人と同等に接する
・全否定はせず、まず娘の意向を一部は受け入れる
・意見を100%通せない娘の立場になり丁寧にお願いする言い方で話す
という点です。これなら思春期女子も承諾しやすいコミュニケーション法ですね♪
思春期で背伸びをして生意気な態度を取る娘を前にすると、つい父親の威厳を見せようと親の意見を押しつけがちですが、それは思春期娘が最も嫌うNG行動なのです。この時期は親に反対されればされるほどムキになってその行動を押し通すもの。その事をお父さん達は常に念頭に置いて、娘とコミュニケーションを取る際の話し方には細心の注意を払って下さいね。
その6.夫婦は仲良く。お互いを尊敬している事も言葉で伝える
関根勤さんは麻里さんの前ではいつも奥様の料理を褒めたり、奥様が疲れている時は「お母さんはいつも頑張っているから疲れているんだね」と言葉で説明していたそうです。そして奥様も何か決め事がある時は「お父さんに相談してから決めよう」と関根勤さんを頼れるお父さんとして立ててくれていたのです。このように夫婦がお互いを信頼し尊重し合っている事を「言葉で伝える」のが子どもにとってひじょうに重要なのです。
今の子どもは勉強と習い事で多忙な日々を送っていますから、お父さんとお母さんの関係を空気感から読み取るような余裕も時間もそうそうありません。また、外でお仕事を頑張っているお父さんの様子は誰かが話して教えなければ子どもは全く知り得ません。実際自分の父親の仕事内容や考え方を何も知らないまま大人になった人も少なくないはずです。
お母さんはお父さんが家族のために日々お仕事を頑張ってくれている事や、普段は見せないけれどいざとなると頼りになる事等を言葉で伝えて、子どもの中の「お父さん像」のイメージアップに協力してあげてほしいです。そしてお父さんも時にはお母さんを労う優しい言葉をかけてあげて下さい。
そんな夫婦の会話を横で聞いていれば、両親を毛嫌いする事も少なくなるでしょう。子どもの中の「父親像・母親像・夫婦像」はこうして出来上がっていくのだと思います。
まとめ
いかがでしたか?思春期の頃「お父さんは臭いしウザい」と失礼な事を言っていた女の子達も、大人になれば親思いの優しい女性になっていくものです。思い返せば、お父さん自身も母親の存在がうっとうしく感じた時期はあったはず。
誰もが通る道・・と思い、ちょっと淋しくても上記ポイントを心に留めて、思春期は娘さんと程よく距離を置いた関係を保ってみて下さい。あまり干渉しなければ「うちのお父さん結構悪くないかも♪」位には思ってくれるでしょう(^u^)
あっ、おまけでもう1つ!「時には話題のオシャレなスイーツを買って帰る」のも思春期娘にはかなりの好ポイントですのでお試しあれ♡
今日はクリスマス。ご家族でステキなクリスマスタイムをお過ごして下さいね!
I wish you a Merry Christmas☆
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