最優秀女子高生スカイ・ボークさんの母が語る「強い心の育て方」-後半-

全米開催の「最優秀女子高生コンクール」で優勝したスカイ・ボークさん。彼女のお母さんであるボーク重子さん(以下、重子さん)のトークイベントご報告の後半編です。

(前半のブログはこちらから → http://makokouno.main.jp/wp/2378/ )

今回は、重子さんが子育てで意識してきた事を中心にお伝えします。

◆わが子も家族の一員

「娘にはまず「家族の一員である」と感じてほしかったので、大好きなバレエの練習がどんなに忙しくても彼女が担当する家の仕事は必ずさせていました」

と言います。そしてお手伝いをさせる時は命令形ではなく

“Can you help me?”

と言うそうです。または

「これはママよりスカイの方が上手だからお願いできる?」

と、わが子が親より優れている点を認める声かけでお願いするのも良いとアドバイス下さいました。

そうすると子どもは

「困っている親の役に立とう!」と頑張る→「役に立てた!」と自信がつく→「また役に立ちたい!」と思うという思考サイクルになるのです。

 

そして「学費は親が出すのが当然とも思わせたくなかった」と話されていました。それにより、スカイさんは「高額な学費の支払いを手伝いたい」と思い、奨学金プログラムの今回のコンクールを自ら見つけて応募したのです。

こうして家族の一員としての自覚を持ったスカイさんは「自分は社会の一員でもあり世界の一員でもある」という意識を持てるように成長していったのです。

彼女は老人ホームでバレエを踊ってご老人達に喜んでいただけた経験を通して「得意のバレエも人のためになる」と気づき、

「今度は福島エリアに行ってバレエを教えたい!」と考えているそうです。

◆Limited Mom (限界付きのママ)になる

スカイさんに対し重子さんが意識して繰り返し伝えていた言葉があります。それは

“I have my life.(ママにもママの人生があるの)”

という言葉です。

「ギャラリーの仕事もママにとって大切な人生の一部なの」

「愛情には限界はないけれど、夜の10時~朝まではママの自分の時間なのよ」

とも。

これを日々伝える事で「ママが自分の事をお世話してくれるのは当然」と考えない子になったそうです。

更にスカイさんは、ママの時間をリスペクトする事で全ての人にリスペクトする気持ちを培ったのです。

今回のコンクール後、重子さんは審査員の方に呼び止められ、こう声をかけられたそうです。

スカイさんだけは、コンクール後に裏方さん全員に“Thank you”と声をかけていましたよ  

と。自分が表彰されたコンクールも裏方さん達の努力があってこそ成り立っている事を心から理解している証拠でしょう。

◆子ども1人で過ごすスペースを与える

重子さんが『アートルーム』と名付けたその場所は、スカイさんの部屋の一角。そのスペースではスカイさんが一人で何をやってもよいエリアにしたそうです。たとえ散らかっていてもそれは本人の自由にさせ、一切注意をしなかったそうです。

「自分1人で過ごせるスペースがあると好きな事に没頭できるし、1人で様々な考えを巡らす事もできます」

と。重子さんがLimited Mamとしてママの自分時間を過ごしている時スカイさんはこのアートルームスペースで1人で過ごし、自然と思考力を伸ばしていったのでしょう。

◆わが子に親の思いを背負わせない

「『娘と自分は違う』と意識しないと、子どもは自分の存在を認められなくなります。だからこそ、親はわが子に自分の期待・希望・コンプレックス・恐怖を背負わせないこと。子どものためと思って親の価値観を押しつけても、結局は親がわが子の限界を作っている上に、自分に自信が持てない子になってしまうんです」

とも話されていました。(アメリカではこんな親を『ヘリコプターペアレンツ(=子どもの頭の上でブンブン飛んでいる親)』と呼んでいるそうです)

◆危ない事も経験させる

親は経験が豊かなので、子どもが何かにつまずきそうになると、つい先に声をかけたり手を出したりしがちです。しかし重子さんは「危ない!」という言葉を言わないように努めたそうです。そこで手を出さずに見守らなければ、子どもは経験から成長できないから。

「どんどん転んで立ち上がって自分で受け止めてほしい」

と明るく話されていました。

 

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最後は一緒に記念撮影させていただきました。

私もスカイさんと同年代の娘がいます。ご家族で日本に来られた際には、W母娘で会ってお話したいです!!

重子さん、ステキなトークイベントを開催いただきありがとうございました♡

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