いよいよＷＢＣが近づいてきました！野球大好きな私としてはワクワク感が日に日に増しています。
今回は海外組が過去最多出場という事もあり、日本チームの活躍に期待が高まります。
そして、もちろん今回も登録選手のメンタルタイプで傾向分析してみました。
◆投手陣のメンタルタイプ
層の厚い日本チームの投手陣ですが、登録されている15名は偏りなく様々なメンタルタイプが揃っています。先発が濃厚な投手５名を見てみると
・ダルビッシュ投手・大谷翔平投手：共感リスクタイプ（バイオレット）
・山本由伸投手：独立リスクタイプ（オレンジ）
・今永昇太投手・佐々木朗希投手：直感希望タイプ（ターコイズ・レッド）
とバランス良く３タイプに分かれていました。
「日本代表」という重責を感じて緊張しやすいのは共感タイプですが、ダルビッシュ投手と大谷翔平投手は大リーグで数々の修羅場を経験済のベテラン実力者２人ですので問題ないでしょう。そしてチームワークを大切にするタイプですから、初対面の選手達とも密にコミュニケーションを取りながら打ち解けた雰囲気を築いていってくれそうです。
ダルビッシュ投手はインタビューで
「色々な選手のコメントを見ていると気負い過ぎ」
「戦争に行く訳ではないので、ガチガチになって負けたら日本に帰れないマインドで行ってほしくない」
とコメントしてくれています。
後輩の面倒みがよく、自分を頼ってくれた選手には懇切丁寧にアドバイスしてくれる事で有名なダルビッシュ投手。今回もWBC経験者として若手選手陣にメンタル面でも様々指導してくれる事でしょう。そして若手の投手陣も遠慮する事なくダルビッシュ投手を頼って、WBCという短期間に多くを学んで心身共に成長してほしい限りです！
共感リスクタイプでやや心配なのは戸郷翔征投手（バイオレット）。生真面目さが裏目に出て「日本代表」を背負い過ぎ、緊張から無駄な力が入りそうな予感。まずは余裕のある場面で１回登板させてWBCの雰囲気に慣れておく事が大切な選手の一人です。
一方、今永昇太投手と佐々木朗希投手は注目度の高い試合の方が集中力が上がり力を発揮しやすい直感タイプ。海外からの注目も集まるWBCで、ずば抜けたピッチングを魅せてくれるに違いありません！
また、個人的には同じ直感希望タイプの伊藤大海投手にピンチの場面で登板してほしいと思っています。短期集中タイプを生かして、抑えの重要な場面で崖っぷちパワーを最大限に発揮してビシッと抑える勇姿を見せてほしいです！
◆野手陣は元気の塊
次に野手陣です。こちらはかなり特徴的な傾向が見られます。
スターティングメンバー予測の高い選手を見てみると
＜捕手＞甲斐拓也選手：直感希望タイプ（ターコイズ）
(または中村悠平選手：共感希望タイプ（オリーブ））
１塁：山川穂高選手：独立希望タイプ（コーラル）
２塁：山田哲人選手：独立希望タイプ（ゴールド）
３塁：村上宗隆選手：直感希望タイプ（ターコイズ）
遊撃：源田壮亮選手：共感希望タイプ（オリーブ）
左翼：吉田正尚選手：独立希望タイプ（コーラル）
中堅：ラーズ・ヌートバー選手：共感希望タイプ（オリーブ）
右翼：鈴木誠也選手：独立希望タイプ（ゴールド）
と、なんと全員がイケイケプラス思考の「希望タイプ」でした！
たとえ先制点を取られても「ここから自分達が打って逆転すればいいだけ」と心の底から思えるポジティブ思考タイプですから頼もしい限りです。ベンチからバッターに向けて、彼らの大きな声が飛び交う様子が目に浮かびます。少年っぽさの残る元気いっぱいの野手陣で、チームムードを明るくして勢いづけていくのが勝利へのカギだと考えられます。
◆短期決戦は流れに乗ったもの勝ち
シーズンのような長期戦とは違い、あっという間に終わってしまうのがWBC。あのイチロー選手でさえ過去のWBCではスランプに陥り、決勝戦まではヒットが出ずに苦しんでいました。（とはいえ、最後は大事な決勝戦で値千金のタイムリーヒットを打ってしまうのがさすが直感タイプだわ～と唸った事を思い出します）
短期戦では１戦１戦ミスを引きづらず気持ちを切り替えるのが勝利を引き寄せる重要ポイントだと思われます。
投手陣は調子が上がらなければ、傷口が広がらないうちに早々に選手交代する全員野球スタイルで戦ってくれる事を期待します！そして打たれた投手も翌日には気持ちを切り替えておく事が必須です。
そして野手陣が波に乗ったら凄そうな予感！
「あいつばかり打って目立ちやがって。次は俺の番だ！」と野手陣の中でプラスの競争意識が生まれれば最高です。イケイケムードを巻き起こして野球を存分に楽しみながら戦う姿が見たい！！今回はそれができる野手陣のメンタルタイプ傾向がありますので、期待して観戦します！
サッカーＷ杯に続き３月はWBCで日本全体で盛り上がっていきましょう♪
（写真：ロサンゼルス・エンゼルス公式Twitterより）
