2月3日節分は旧暦のお正月。毎年節分に福を願って豆まきをすると「やっと新年がやってきた」と感じるようになりました。
実はここ数年、私と娘の恒例行事になっているのが『烏森神社の鈴祓い』です。
新橋にある烏森神社の御祭神は、アマノウズメノミコト(天照大神が天岩戸に隠れて世界が真っ暗になった時,岩戸の前で踊ったとされる女の神様)。節分に行われる鈴祓いでは、アマノウズメノミコト役の女性神職さんが祝詞を唱えながら頭上で鈴を振ってお祓いをしてくださいます。この鈴の音が何とも言えない神聖な音で、心も落ち着き新年を清らかな気持ちで迎えられるのです。
この神社では小さな『お祓い鈴』も購入できます。わが家ではこの鈴を玄関に置き、毎日出かける前に(神職さんにしていただいたように)3回鈴を頭上で振ってから出かけるのが習慣になっています。
そしてお祓いを受けた後は、『心願色みくじ』(内容毎に色分けされたおみくじ)から自分で選んだ色ののおみくじを引き、合わせて入っている短冊型の紙に願い事を書き、所定の位置に結んで帰ります。後日神主様が成就祈願してくださるそうです。
お参り後は、鳥居を出た参道の脇にある茶席にて『清めの神露(御神酒を入れた生姜湯)』をいただけます。生姜には災厄を祓う力があると言われているため、御神酒と生姜のWパワーでの厄除けです。毎年かなり寒い中、熱い神露をいただいて温まるのですが、今年は暖冬のため寒さは感じずゆっくり神露を味わえました。
鈴祓いの後には授与品をいただけるのですが、これも楽しみのひとつです。御朱印・節分の福豆・家内安全を祈願した干支の刺繍入り飾り・お守り・恵方護符、などなど数多くの品々がいただけます。『恵方護符』は、2月4日(立春)の夕方に部屋の所定の方角に貼るのです。これで新年の準備は完了!
私はさらに、毎年作っているビジョンマップ(今年叶えたい事や目標をコラージュしたマップ)をあらためて読み返して心に刻んでいます。
こうして今年も清々しい思いでスタートを切れました(^^) しかし、神様にお願いしただけでは何も始まりません。あとは目標に向かって挑戦&実行するのみですね!